レースのウェディングドレス特集!繊細で上品な花嫁姿に♡
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ウェディングドレスといえば「レース」!
・・・と思い浮かぶくらい、レースはドレスに欠かせないですよね。
そんなレースを使ったウェディングドレスを、イメージ別にたくさんご紹介!
レースの歴史や、レースを使ったウェディングドレスの魅力、レースの種類についても解説します。
魅力いっぱい!レースのウェディングドレス
「レース」とは?
糸で透かし模様を作る「レース」は、ウェディングドレスにもよく使われる装飾のひとつ。
「レース」の語源については色々な説がありますが、英語で「しばる」という意味の「Lacier(レーシア)」からきているともいわれています。
レースの歴史は長く、その起源は、狩猟時代に衣服の傷んだ部分を繕(つくろ)う「かがり」の技術などから発展したという説も。
装飾を目的としたレースが生まれたのは16世紀の中頃で、それ以降、ヨーロッパ全域に広がっていきました。
当時はまだ機械もなく、レースを作るのはすべて手作業。
高い技術や手間のかかるレースはとても貴重で、「富の象徴」ともいえる品物でした。
王侯貴族の間で流行し、庶民にはレースの使用を禁止した時代もあったそう!
そんなレースも、18世紀には製作するための機械が開発され、大量生産できるようになったことから徐々に一般市民の間にも広がっていきました。
私たちにとっては身近なレースにも、こんなに長い歴史があったんですね。
レースのウェディングドレスの魅力とは?
レースを使用したウェディングドレスは、とても魅力的!
どんな印象になるのか、その一部を見ていきましょう。
クラシカル
奥深い歴史を持つレース素材のウェディングドレスは、花嫁にクラシカルな印象を与えてくれます。
繊細なレース模様が施されたウェディングドレスなら、教会やチャペルの荘厳な挙式にもピッタリですよ。
エレガント
レースが施されたドレスは、女性らしくエレガントな印象になります。
優雅で、気品のある花嫁姿になれますね。
可愛い
たくさんのレースがあしらわれたドレスなら、可愛さも抜群!
レースにはさまざまな模様があるので、チュール素材と合わせたり、お花のレースを使ったものなど、可憐な印象になるデザインもたくさんありますよ。
ゴージャス
上から下まですべてレースを施した「総レース」のドレスや、きらきらと煌めくビジューを縫い合わせたレースなら、とってもゴージャスな印象に。
元々身分の高い人たちが身に着けていた素材だけあって、豪華なデザインにもなるんですね。
歴史も深く、さまざまなイメージを演出できるレースのウェディングドレス。
そんなレースには、色々な種類があるんです。
次は、レースの種類を見ていきましょう。
ウェディングドレスに使われるレースの種類
リバーレース
「リバー編み機」という機械で作られたレースのことです。
とても細い糸を使い、さまざまな模様が編まれたレース。
透け感がありとても繊細で、エレガントな雰囲気になります。
機械でも高速で編むことができないため、高級なレースです。
エンブロイダリーレース
@ligne_douce_
「エンブロイダリーレース機」を使い、布の上に透かし模様の刺繍をほどこしたレースです。
加工がしやすく色々なデザインに使えるので、ウェディングドレスにもよく使われている素材。
下の生地をそのまま残したもの(チュールレースや綿レース)や、下の生地が溶けて刺繍糸だけが残ったもの(ケミカルレース)など、イメージもさまざま。
立体感がある刺繍は存在感があり、ゴージャスな総レースのドレスにもよく使われています。
ラッセルレース
@mappy_hand_made
「ラッセルレース編み機」で作られたレースです。
糸を編みながら模様を出していき、立体感のない平らな仕上がりになるのが特徴。
繊細でリバーレースによく似た雰囲気ですが、機械で速く編むことができるので、リバーレースよりも安価です。
コードレース
@nobee.s
リバーレースやチュールレースの上に、さらに刺繍を重ねた素材のこと。
より立体感が増し、重厚で存在感のあるウェディングドレスになります。
カットレース
布の上に刺繍をしてモチーフを作り、それを形通りに切り抜いたものです。
カットレースのモチーフをドレスに縫い合わせれば、立体感のある印象的なデザインに!
華やかなドレスになりそうですね。
その他にも、カラー糸や金糸・銀糸を使って刺繍されたレース、ビーズやスパンコールと組み合わせたレースなど、色々な種類やデザインがあります。
さて、お待たせしました!
ここからはレースを使ったウェディングドレスを、イメージ別にたくさんご紹介していきます!
きっと素敵な一着が見つかりますよ。
「可憐」なレースのウェディングドレス
大きめの模様がかわいいレースのドレスです。
肩のデザインが可憐で、上半身はレースの透け感で華奢な印象に。
ロングパフスリーブとAラインのスカートにあしらわれたお花のレースがとってもキュート!
ミモレ丈のスカートに総柄のレース。
大ぶりにほどこされた柄がはっきり目立ちます。
可愛さをたっぷり詰め込んだドレスですね。
「エレガント」なレースのウェディングドレス
シンプルで上質なシルクのウェディングドレスに、レースの透け感で柔らかさをプラス。
凛としたイメージはそのままに、肌をうっすら覆うのでより気品のあるスタイルになりますね。
神秘的なソフトマーメイドラインのドレスは、裾が丸く広がるシルエット。まるで海から出てきた人魚のようですね。
上半身、スカート、裾にそれぞれ違ったデザインのレースが施されており、レースの魅力たっぷりの一着です。
とっても上品な総レースのウェディングドレス。
肌をほとんど覆うデザインでも、レースなら軽やかです。
繊細なレースが施されたウェディングドレスは、高級感もありますね。
「クラシカル」なレースのウェディングドレス
上半身はレースの透け感を活かし、スカートにもたっぷりのレースが施されています。
レトロで品があり、マリアベールとの相性もばっちりです。
レース×長袖ドレスは、まさにクラシック!
肌の露出を抑えつつ、女性らしい花嫁姿になりますよ。
タートルネック、袖、上半身からスカート中央部にかけて、印象的なレースが広がるウェディングドレス。
レースのデザインがどこかレトロで、個性的な一着です。
レース部分以外が光沢のあるシルクなので、高級感もバッチリですね。
「ゴージャス」なレースのウェディングドレス
上半身からスカート上部にかけて、流れるようなレースが素敵。
波打つような裾が特徴のスカートも、印象的なレースでさらに華やかさがプラスされています。
レースがふんだんに施された、大人っぽいウェディングドレス。
スパンコールが組み込まれたレースがキラキラと光を放つ、シンプルなのにゴージャスな一着です。
ロングトレーンのドレスは、厳かなチャペルや教会にピッタリです。
大きく広がるトレーンが、とっても華やか!
繊細なレースが神秘的な後ろ姿を演出してくれますよ。
レースのカラードレス
ブルーグレーのソフトマーメイドライン。
シンプルなスカートに、上半身のレースで華やかさをプラス。
とてもエレガントで、大人っぽいデザインですね。
ピンク×白レースは、かわいさ抜群!
ピンクドレスに透け感のあるレースが重なり、ふんわりと優しい印象になっています。
ボリューミーなプリンセスラインも、レースで上品な印象になりますね。
まとめ
レースのウェディングドレスを、たくさんご紹介しました。
「レース」には長い歴史があり、昔は身分の高い人のみが身に着ける時代もあったのだとか。
18世紀には機械によって大量生産できるようになったことから、一般市民の間にも広がったそうです。
クラシカル、エレガント、キュート、ゴージャス・・・
レースのウェディングドレスは、デザイン次第でさまざまなイメージになるのが魅力!
主なレースの種類は、こんな感じです。
・リバーレース
・エンブロイダリーレース
・ラッセルレース
・コードレース
・カットレース
繊細で美しいレースに包まれて、理想の花嫁姿を披露したいですね!
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