見積もりアップの原因って?見積書のチェックポイント4つ
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結婚式場でもらえる「結婚式費用の見積書」。
「見慣れない項目がいっぱい・・・どこから見ればいいんだろう?」
そんなギモンの声にお答えして、
「見積書の要注意ポイント」
を4つご紹介します。
「見積書の見方がわからない」
という人は、まずこの4つからおさえましょう!
その1 ゲスト数で変わるもの
見積書にはいろいろな費用の項目がのっています。
その中でも、特に見積もり金額アップにつながりやすい項目があるんです。
「最終見積もりを出してもらったら、最初の見積もりと全然違う!お金が足りない!」
なんてことにならないように、特に注意したいポイントについてはきっちりチェックしておきましょう。
それではさっそく、1つ目のポイントをご紹介。
ポイント1【ゲスト数で変わるもの】
「ゲスト1人につき○円」で計算されている項目は、ゲストが1人増えるだけで料金が変わるので注意です。
具体的にはこちら。
<料理・飲物>
・料理、飲物
・ウェディングケーキ(食べられるもの)
ウェディングケーキは、「食べられるもの」と「食べられないもの」の大きく2つに分けられます。
「食べられるもの」はゲストに振る舞って食べてもらうケーキ。
「生ケーキ」と呼ばれることが多く、ゲストの人数分用意する必要があります。
一方、「食べられないもの」はケーキ入刀用の作り物のケーキです。
「イミテーションケーキ」や「セレモニーケーキ」と呼ばれ、ゲストが増えても料金は変わりません。
ゲスト数で変わる費用には、他にもこんなものが。
<会場>
・席料
・チェアカバー
<引き出物>
・引き出物
・引菓子
・袋代
・プチギフト
<ペーパーアイテム>
・招待状
・メニューカード
・席札
・席次表
<テーブル>
・装花
・テーブルクロス等のアイテム
ゲストが1人2人ではなく、もっと大幅に増えると、テーブルの数を増やさないといけない場合も。
テーブルを増やせば、その分テーブルコーディネートの料金がかかります。
つづいて、2つめのポイントです。
その2 ランクアップが発生しやすいもの
「どうしてもこのドレスが着たい」
「お料理が元のプランでは少ないから、もう一品追加したいな」
など、式場との打ち合わせが進んでいくと、どうしてもこだわりたいポイントが出てくるもの。
パックプランや最低金額で見積もったもので足りない場合は、内容をランクアップして費用も増えることになります。
ランクアップが発生しやすいのは、つぎの項目です。
・料理、飲み物
・引き出物
これらは、「二人からゲストへの感謝を伝える項目」だといえます。
ゲストに満足してもらえるよう、品数を増やしたり、より高価な品を選んだりするカップルが多いようです。
・装花
会場のコーディネートを考えて花の種類を変えたら、料金が上がったというパターン。
・衣裳
衣裳は多くの花嫁のこだわりポイント。
「初めに考えていたプラン内で着たいドレスがなかったから、もっと上のプランを選んだ」
という先輩花嫁は多いものです。
その3 後から追加になりやすいもの
最初の打ち合わせでは想定していなかった項目が、後から出てきて費用アップ!
というパターンです。
2つに分けて見ていきましょう。
①打ち合わせが進むと追加になりやすい項目
<料理・飲物>
・待合室のウェルカムドリンク
結婚式や披露宴が始まる前のウェルカムドリンクは、ゲストのおもてなしのために追加されることが多いようです。
<衣裳・着付>
・親族の衣装レンタル、美容、着付け代
親族が留袖(とめそで)をレンタルしたり、会場で着付を頼むことになったりした場合は、その料金が追加されます。
<演出>
・プロジェクターなど「映像機器」の使用料
・カラオケやピアノなど「音響機器」の使用料
・両親へ贈るための花束
演出は、追加になりやすい代表的な項目。
披露宴の内容が固まってくると、「余興のためにマイクが必要」など、追加になるアイテムが増えてきます。
<記録>
・ビデオ撮影代
「写真があれば、ビデオはいらないかな」
と初めは思っていた人も、プロの撮った映像を見て、気が変わることがあるようです。
気になる人は、打ち合わせのときに、実際のプロの映像を見せてもらえないか確認すると良いですね。
②当日・後日に追加になりやすい項目
・フリードリンク外の追加ドリンク
式当日、ゲストがフリープラン以外で追加のドリンクを頼んだ場合は、料金が別に発生します。
・写真の焼き増し
当日に撮った集合写真やスナップ写真の焼き増しは、
「思っていたより渡す人が多くなった」
といった理由で、式が終わってから追加になりやすい項目です。
その4 見積もりから漏れがちなもの
最後のチェックポイントは、「見積もりから漏れがちなもの」。
細かい項目や、こちらの希望で「別途追加」をした項目などが当てはまります。
忘れがちなので、ちゃんと見積書にのっているかどうか確認をしましょう。
具体的にはつぎのような項目があります。
<料理・飲物>
・子ども用の料理
・アレルギー対応のための別メニュー
・乾杯用のスパークリングワイン
子どものゲストや、アレルギーがある人のために用意した個別メニュー。
これらは、初めの見積もりにはのっていない場合がほとんどです。
また、忘れがちなのが乾杯用のスパークリングワイン。
フリードリンクには含まれないことが多いので、注意が必要です。
<衣裳・着付>
・衣裳小物
・和装の場合の着付け料
・外部からの持ち込みの場合の持ち込み料
ドレスそのものは見積もりに含まれていても、小物は含まれていないことも。
また、和装を選んだ場合は「着付け料」が別にかかります。
衣裳を外部から持ちこむ場合の「持ち込み料」にも注意しましょう。
<装花>
・受付、マイクなどの装花
テーブル以外の装花は見落としがちなポイントです。
<演出>
・ケーキ入刀代
・挙式や披露宴で使う小道具
演出を追加することで発生する費用もあります。
・「ケーキ入刀代」のような、演出自体にかかる料金
・「結婚証明書」や「フラワーシャワーの花」のような、演出に使う小道具の料金
などなど、式場によって違うので、後から演出を追加したときには確認しましょう。
<メイク>
・メイクリハーサル料
・お引き上げ料
メイクのリハーサルをしたい場合は、リハーサル料を払います。
「お引上げ料」は、披露宴のあとにヘアメイクを元に戻すのにかかる料金です。
お引上げ料はヘアメイク代に含まれていることもあるので、担当者に聞いておきましょう。
<スタッフ>
・介添料(かいぞえりょう)
・サービス料
「介添料」は、花嫁のお世話係である「介添え」の人に払う費用です。
「サービス料」は、主にゲストをサポートするスタッフの人件費。
サービス料は「飲食代や席料の10%」で計算されることが多いですが、飲食代や席料に装花代を加えて計算することもあります。
「会場によって計算方法が違う」ということは覚えておきましょう。
まとめ
以上、
「見積書の要注意ポイント4つ」
をお届けしました。
ゲストの人数で料金が上がる項目から、細かくて見落としがちな項目まで、いろいろありましたね。
ご紹介したポイントをおさえて、ぜひ満足のいく見積もりを作ってもらいましょう。
また、見積書には「もらうときに気をつけたいポイント」もあります。
気になる人は、こちらの関連記事をチェックしてみてください。
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