ゲストに喜ばれる、結婚式の引き出物選びのポイントは?
さまざまなゲストが出席する結婚式の引き出物選び、どんなものにすればいいのか迷ってしまいますよね。
でもせっかくなら、ゲストに喜んでもらえるものを贈りたい!
そこで今回は、ゲストに喜ばれる引き出物選びのポイントをご紹介します。
1 実用的なもの
引き出物選びのポイントとしてまず押さえておきたいのが、「実用的である」ということ。
ステキな飾り皿やセンスのある置物を選んだつもりでも、ゲストにとっては、
「これどうやって使えばいいの・・・?」
と困ってしまう場合もあります。
実用性のない引き出物は、捨てるわけにもいかず、結局タンスのこやしになるということも少なくないよう。
食器なら普段使いしやすい豆皿やタンブラーにしたり、毎日使うタオルなど、誰でも使いやすい品物を意識して選ぶといいですよ。
2 高級感のあるもの
結婚式という特別な日に贈る引き出物。
晴れの日にふさわしい、高級感や特別感のあるものを選ぶのもおすすめです。
引き出物の定番である食器やタオルでも、誰もが知っているような高級ブランドのものを選べばゲストもきっとテンションが上がるはず!
自分で買うのはちょっと勇気がいるような高級ブランドの品物や、職人がこだわりの素材で作った一品など・・・「特別感」を感じられるものが人気です。
そういうものなら、ゲストにも大切に使ってもらえそうですね。
3 シンプルなもの
「引き出物には、二人のセンスを存分に発揮したい!」
その気持ちもわかりますが、結婚式にはさまざまな世代のゲストが出席していることが多いですよね。
あまりにも個性的なデザインのものや二人の好きなキャラクターものなど、一部の人にしか喜ばれないようなものを選ぶのは基本的にはNG。
幅広い世代、立場の人が使うことを考えて、シンプルで使いやすいものを選ぶのがおすすめですよ。
4 消耗品
使うとなくなってしまう「消え物」のメリットは、ゲストにとって邪魔になることがないということ。
食器やインテリア用品など、相手の好みがわからないと選ぶのが難しい!という場合も、消え物なら選びやすいですね。
例えば食べるとなくなる「おいしいもの」は、引き出物としても人気。
美味しい食べ物は家族や友人とシェアして楽しめるので、幅広い世代の人に喜ばれる引き出物です。
他にも男性には靴みがき用品、女性にはバスグッズやアロマグッズなど、使うとなくなってしまう消耗品なら、ゲストが長い間保管場所に困るということもなくなりそうですね。
5 家族が喜ぶもの
引き出物は、出席したゲストが家に持ち帰りますよね。
一人暮らしのゲストは別ですが、家族と同居しているゲストなら、家で待つ家族が喜ぶものを選ぶのもおすすめ。
夫婦や家族で使える食器や、奥さんがいる男性ゲストにはブランドのキッチン用品など、家族に喜んでもらえれば本人も嬉しいですよね。
「幸せのおすそ分け」として、家族みんなで楽しめるものを意識するといいですよ。
6 かさばらないもの
ヒールをはいた女性ゲストや年配のゲスト、遠方から来たゲストなどにとって、重くて大きい引き出物は負担になることも多いもの。
そこで最近では、ある程度軽くてコンパクトな引き出物が喜ばれる傾向にあるようです。
せっかく選んだ引き出物がゲストの負担になる場合もあるので、重くて大きすぎる引き出物にならないように注意したいですね。
引き出物には地域差もある
喜ばれる引き出物選びのポイントについて6つお話ししました。
でも、気を付けておきたいのは引き出物には「地域差」があるということ。
例えば、会費制の披露宴が多い北海道では、記念品は贈らず、引き菓子のみを贈ることが一般的。
そこで高級感のあるブランド品を贈ったりしたら、ゲストが恐縮してしまいますよね。
逆に結婚式が豪華なことで有名な東海地方や北陸地方では、引き出物の点数もほかの地域よりも多いと言われています。
そこで気をきかせたつもりで、軽くてかさばらないようにと引き出物の点数を減らしてしまったりしたら・・・。
「これだけ?引き出物をちょっとケチったのかな?」
と思われてしまう恐れも。
他にも「引き出物には必ずこれを入れる」など、その地域独特の引き出物が決められている場合もあります。
新郎新婦の出身地が異なる場合や地域の風習がわからない場合は、年配の親族や両親に相談してから決めるといいですよ。
全員に喜んでもらうのは難しい?
色々なポイントをあげてきましたが、それでもゲスト全員に喜んでもらう引き出物を選ぶのは至難の業ですよね。
そこで人気なのが、ゲストが好きな品物を選んで注文できる「カタログギフト」。
カタログ式のギフトなら、ゲストがそれぞれの好みに合わせて選べるので喜んでもらえそうですね。
カタログもさまざまなランク、ジャンルのものがあるので、ゲストに喜んでもらえそうな特別感のあるカタログギフトを選びましょう。
他にも、最近ではゲストに合わせて引き出物を「贈り分け」する人が増えています。
ゲストの立場や年齢によって、ご祝儀の額にも差がありますよね。
そこで引き出物も、頂いたご祝儀に見合ったものを贈ろうということで贈り分けをするんですね。
そうでなくても、男性ゲストと女性ゲストで引き出物を変えたり、家族連れと単身ゲストで分けたりと、贈り分けの方法はさまざま。
手間はかかりますが、ゲストに合わせて心を込めて選んだ引き出物なら、きっと感動してもらえますよ!
まとめ
ゲストに喜んでもらえる引き出物を選ぶポイントとしては、シンプルで実用性がある品物を選ぶのがおすすめ。
自分では買わないような高級感のあるものも、ゲストに喜ばれそうですね。
家族連れなら家で待つ家族が喜びそうなものを贈ったり、邪魔にならない消耗品にすると無難です。
ただし、引き出物に対する考え方は地域によって差があるので、わからない場合はきちんと確認してから選びましょう。
迷った場合はゲストが好きなものを選べるカタログギフトや、ゲストごとに贈り分けするという方法も。
選ぶポイントを押さえたうえでゲストのことを考えて選んだ引き出物なら、きっと喜んでもらえますよ。
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