ウェディングブーケの手配方法とスケジュールの基礎知識
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結婚式で花嫁を彩るウェディングブーケ。
結婚式には欠かせないアイテムの1つですよね。
でも、ブーケはいつ頃、どこで、どのように手配すればいいのでしょうか?
ウェディングブーケの手配方法とスケジュールについてご紹介します。
ブーケの準備はいつから始める?
結婚式で大切なウェディングブーケ、どれくらいの時期から準備を始めればいいのでしょうか?
一般的な結婚式の準備スケジュールでは、だいたい挙式の2、3ヶ月前ぐらいから検討を始めます。
そして、挙式の1、2ヶ月前頃にはブーケの内容を決定します。
意外と式が近くなってから検討することが多いようですね。
というのも、ブーケはウェディングドレスや小物などのアイテムが決まってから、それに合わせて決めるのが一般的。
仕入れられる花の種類なども、結婚式の時期の近くにならないと分からないため、あまり早くから検討する人は少ないんですね。
では、実際にウェディングブーケの手配はどのように進めればいいのでしょうか?
具体的なウェディングブーケの手配スケジュールを見てみましょう。
3ヶ月前頃:検討を始めよう
結婚式まで3ヶ月を切った頃から、ブーケの検討を始めましょう。
一般的にその頃には、衣裳も決まっているはずですので、衣裳に似合うブーケを検討することができます。
まずは「どんなブーケが持ちたいのか」自分の理想のブーケを考えることから始めてください。
雑誌やインターネットなど、様々なもので情報を集めて、自分の理想のブーケのイメージを膨らませてみましょう。
理想のブーケのイメージが固まってきたら、具体的にブーケの色や形、使う花材などの希望を考えていきます。
会場のコーディネートや会場を飾る装花の検討に入るのもこの頃なので、衣裳だけではなく、会場のイメージとも合わせていくといいですね。
ただし、この段階ではあまり使う花材は限定しすぎない方がベター。
実際に結婚式の時期にどんな花が入ってくるのか、手に入れやすいのかなど、この段階ではまだはっきりとはわかりません。
そのため、あまり花材にこだわって指定しすぎてしまうと、価格が高くなってしまう可能性もあるんです。
あくまで、ブーケの基本的なイメージを決めるようにしましょう。
2ヶ月前頃:依頼先を決めよう
自分の理想のブーケのイメージが固まってきたら、2ヶ月前までにはブーケの依頼先を決めましょう。
ブーケの依頼先は大きく3つあります。
1 会場や会場の提携先のフローリスト(花屋)に頼む2 自分で探した外部のフローリストに頼む3 自分、もしくは家族や友人が手作りする
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、76.8%の人が「会場または会場提携の花屋に依頼した」と答えています。
ブーケは会場や会場の提携先のフローリストに頼むことが一般的なようですね。
会場の提携先のフローリストなら、担当のプランナーが打ち合わせのスケジュールなどを管理してくれることが多く、ブーケの配送の必要もないので、トラブルが少なく安心です。
ドレスも会場で借りる場合、ドレスとのコーディネートもしやすいですね。
ただしこの場合、ブーケの料金はやや割高になる傾向があるよう。
また、複数のフローリストから選ぶわけではないので、デザインや花の種類等、融通が利きにくいことも・・・。
その点では、外部のフローリストに依頼する場合や手作りの方が、こだわりのブーケが作れたり、価格が抑えられたりしやすいかもしれませんね。
ブーケへのこだわりが強い人や価格を抑えたい人は、提携先のフローリスト以外への手配を検討してみてはいかがでしょうか。
会場の提携先以外に依頼するときの注意点は?
10.0%の人は「外部のフローリスト」から購入もしくはレンタルしているよう。
ただ、外部のフローリストに依頼する場合や、手作りのブーケを使う場合はいくつか注意が必要です。
式場によってはそもそもブーケの持ち込みができなかったり、持ち込みできても「持ち込み料」がかかったりすることがあります。
「持ち込み料」とは、会場や会場の提携先以外で手配したものを結婚式で使うときに、会場に支払う料金のこと。
まず、
・ブーケの持ち込みは可能なのか?
・持ち込み料はかかるのか?
きちんと会場に確認してから、依頼先を決めるようにしてくださいね。
1ヶ月前頃:ブーケを決定!オーダーしよう
ブーケの依頼先を決めたら、結婚式の1ヶ月前までにはオーダーするようにしましょう。
式場の提携先のフローリストで頼む人は、担当のプランナーに従って打ち合わせをすすめればOKです。
会場装花などと合わせて打ち合わせできれば、結婚式全体をコーディネートしやすいですね。
外部のフローリストに頼む場合は、希望のイメージが伝わるように、ブーケのイメージ写真の他に、衣裳や小物、会場の写真なども持っていきましょう。
予算もしっかりと伝え、理想のブーケになるよう打ち合わせしていきます。
この時、搬入日時や方法もしっかり確認しておくのを忘れずに。
特にホテルのような大きな会場の場合、式場名だけではなく、「○○の間」というように会場名や詳細な搬入場所もしっかり確認して伝える必要があります。
また、つい忘れがちなのが届いた後のブーケの保存方法。
式場によってはブーケを置いておくためのブーケスタンドがない場合もあるので、貸してもらえるか事前に確認しておきましょう。
細かい部分まで打ち合わせておくことで、当日のトラブルを防ぐことができますよ。
ブーケの他に頼むアイテムがある場合は
一緒にオーダーする
ブーケの他に頼むアイテムがある場合は、このとき一緒にオーダーします。
特に忘れがちなのが、新郎が胸につける「ブートニア」。
ブートニアは
「プロポーズのとき、男性が花束を女性に渡し、返事がOKなら女性が花束から一輪の花を抜いて、男性の胸にさした」
という言い伝えから、ブーケとお揃いで作ることがほとんどです。
できるだけ一緒に注文するようにしましょう。
その他、髪飾りや、手首につけるリストブーケ、腕につけるアームブーケなど、ブーケ以外のフラワーアイテムを頼む場合も、あわせて注文しておきましょう。
式後のブーケの保存についても相談しておく
ドライフラワーや押し花など、式後にブーケを加工して保存したい場合も、ブーケをオーダーするときに相談しておくといいですよ。
早めに相談しておくことで、鮮度のいいうちにきちんと加工できるよう検討してもらえるはずです。
まとめ
ブーケの検討は、衣裳などが決まった結婚式の3ヶ月前頃から始めます。
まず希望のブーケのイメージを決め、それが決まったら2ヶ月前までには、ブーケの依頼先を決めましょう。
依頼先でブーケの打ち合わせをして1ヶ月前までには注文します。
希望のブーケが作れるよう、しっかりダンドリをおさえておきましょう!
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