ブライズメイドありの結婚式に憧れる人必見!依頼や衣裳準備など、ダンドリを徹底解説
大切な友人と素敵な思い出を残せそうな「ブライズメイド」が気になる!
でも、具体的にはどうすればいいの?
そこで今回は、ブライズメイドを取り入れる時のダンドリを詳しく解説!
依頼の仕方や衣裳の費用負担など、気になる情報をまとめてご紹介します。
「ブライズメイド」とは?
ブライズメイドとは、「花嫁の付添人」のこと。
元々は海外で行われていた文化ですが、最近では日本の結婚式でも見かけるようになってきています。
そんなブライズメイドには、花嫁の親族や友人から数人ほど選ばれるのが一般的。
ブライズメイドが複数いる場合は、「メイド・オブ・オナー」と呼ばれるリーダー役を決めることもあるようです。
ちなみに既婚者の場合は、ブライズメイドではなくブライズメイトロンと呼ぶのが正式だそうですよ。
ブライズメイドの由来は?
ブライズメイドの由来は、中世ヨーロッパまで遡ります。
中世ヨーロッパでは、結婚する幸せな花嫁に嫉妬して、悪魔がやってくると言われていました。
そこで、未婚の姉妹や友人たちが花嫁と似た衣裳を着て付き添い、悪魔の目を惑わせていたのだとか。
そんな風に花嫁を守ったのが「ブライズメイド」の由来とされています。
ブライズメイドには長い歴史があるんですね。
ではブライズメイドにはどんな役割があるのでしょうか。
次は、その疑問にお答えします!
ブライズメイドには何を頼む?
本来の役割は?
ブライズメイドといえば、お揃いの衣装を着ている人をイメージする人も多いはず。
お揃いの衣裳で花嫁に付き添う以外には、どのような役割があるのでしょうか?
実は、本場欧米のブライズメイドには、たくさんの役割があるんです!
まずは、本格的な欧米式の役割について見ていきましょう。
本来のブライズメイドは、結婚式前から結婚式当日までの「花嫁のサポート役」。
そのため式場選びやドレス選びなど、準備の段階からお手伝いするんです。
また結婚前に親しい女性だけで集まる「バチェロッテパーティー」や「ブライダルシャワー」などを主催することも。
そして結婚式当日は、ブライズルームで花嫁の緊張をほぐしたり、花嫁の前にバージンロードを歩いたりといった役割もあるよう。
特にリーダーの「メイド・オブ・オナー」は、花嫁の着替えや移動を手伝ったり、指輪交換の時にグローブやブーケを預かったりと、日本では花嫁の介添人が行うような役割も担うんです!
ブライズメイド本来の役割については、こちらの記事も参考になりますよ。
ブライズメイド・アッシャーは何をする?結婚式進行例から依頼の仕方、衣裳まで完全ガイド
本場のブライズメイドは、お揃いの衣裳を着るだけでなく、たくさんの役割があるんですね。
こんなに役割があるんじゃ、頼むのに気が引ける・・・と思う人もいるのではないでしょうか。
でも日本でブライズメイドを取り入れる場合は、その役割すべてを行わなくてもOK!
では何を頼めばいいのか、次は日本でブライズメイドを取り入れる場合の役割について見ていきましょう。
日本で取り入れる場合は?
日本の場合は、ブライズメイドに何を頼むかは、人それぞれ。
お揃いの衣裳を着てもらい、一緒に写真を撮るだけでもいいんです!
衣裳を揃える以外で、お願いしやすそうな役割は、例えばこんなもの。
〇結婚式の受付
〇結婚証明書の証人としてサイン
〇フラワーシャワーの花びらをゲストに配る
〇披露宴での余興
〇二次会の幹事
先ほども少しお話ししましたが、日本の結婚式には基本的に「介添人」と呼ばれる花嫁のサポート係がいます。
そのため花嫁の移動や着替えなど、欧米でブライズメイドが担っているような役割は、しなくても大丈夫。
ただ、この役割を絶対できないというわけではありません。
本来のブライズメイドのように介添えの役割もしてほしい!という場合は、式場スタッフやブライズメイドと相談し、どこまでお任せするかを決めるとよさそうです。
その他、日本でも定着しつつある「バチェロッテパーティー」など、結婚前のパーティーを主催してもらうのもアリ。
ブライズメイドに負担がかからないよう、相談しながら内容を決めるといいですね。
ではそんなブライズメイドは、誰にお願いしたらいいのでしょうか?
次は、ブライズメイドの依頼について詳しく見ていきましょう。
いつ、誰に、どうやってお願いする?
誰にお願いする?
ブライズメイドは、仲のいい友人や姉妹、親族にお願いするのが基本。
@oimo0608
本来は未婚の女性にお願いするものですが、日本では、未婚・既婚に関わらず「お願いしたい」と思った女性に頼むのが一般的です。
また人数は、2~5名程度選ぶ人が多いよう。
でも決まりはないので、親友1人だけにお願いする、というパターンもアリですよ。
いつお願いする?
ブライズメイドをお願いするなら、結婚式の3ヶ月前までには依頼しておくとよさそう。
3ヶ月前といえば、担当プランナーと結婚式の具体的な演出や内容を詰めていく時期です。
ブライズメイドにどんな役割をお任せするかなども決める必要があるので、早めに打診しておきたいところです。
また、ブライズメイドに任せる役割が多くなりそうな場合は、もっと早くお願いした方がいい場合もあるよう。
衣裳選びや頼まれた役割の準備など、ブライズメイドが慌てないですむよう、できるだけ余裕を持って依頼できるといいですね。
どんな風にお願いする?
日本では、まだブライズメイドを経験している人は少ないかもしれません。
いきなり「ブライズメイドをやって!」と言われても、具体的に何をするのか分からず、不安になる場合も。
そのためブライズメイドとしてどんな役割を頼みたいのか、準備や費用はどうするのかなど、具体的なことを決めてからお願いするのが基本です。
またその際、「あなたが大切な人だからお願いしたい」「一緒に結婚式を楽しみたい」という気持ちも伝えるとベスト。
それなら、相手もブライズメイドに選ばれたことを誇らしく思ってくれそうですよね。
もしブライズメイド同士に面識のないメンバーがいる場合は、前もって顔合わせ会を開くなどの配慮ができるとさらに好印象です。
ブライズメイドの役割や人選が決まったら、次は重要な衣裳選び!
ここからは、気になるブライズメイドの衣裳について詳しく見ていきましょう。
ブライズメイドの衣裳はどう選ぶ?
ブライズメイドの衣裳は誰が用意する?
衣裳は新郎新婦側が手配すると、ブライズメイドの負担が減ってスムーズ。
でも花嫁の好みだけで勝手に衣裳を決めてしまうと、ブライズメイド側が気に入ってくれるかどうか分かりませんよね。
例えば、肌をあまり出したくないのに露出度の高いドレスだったり、似合わない色だったり・・・
ブライズメイドに喜んでもらえない衣裳になるのは、残念です。
そんなことにならないよう花嫁が衣裳を用意する場合でも、ブライズメイド達と相談しながら選ぶとGOOD!
また、花嫁が衣裳のテーマカラーだけを指定して、ブライズメイド側で好みの衣裳を用意してもらうのもアリ。
衣裳を手配する手間はかかりますが、サイズやデザインなど、ブライズメイドが自分好みのドレスを選べるメリットもあります。
花嫁とブライズメイド、どちらが準備するか決まりはないので、相談しながら決めてくださいね。
衣裳選びのポイントは?
花嫁の衣裳とバランスをとる
ブライズメイドは、花嫁のそばに並ぶ機会が多いもの。花嫁の衣裳とバランスが取れていることは、大切なポイントです。
@_____sakura.f
色の相性や、ドレスの雰囲気に統一感を持たせるなど、並んだ時に違和感のない衣裳を選びたいですね。
また花嫁が「ブライズメイドも白で統一」と望む場合は別ですが、そうでない限りは、ウェディングドレスと被る白は避けた方が無難ですよ。
会場や結婚式のテーマと合わせる
格式高い結婚式場なのにブライズメイドがカジュアルなドレスでは、イメージが合いませんよね。
会場の雰囲気に合わせた衣裳選びも大切なポイントのひとつです。
また、結婚式にテーマがある場合は、ブライズメイドの衣裳もテーマに合わせると統一感が出そう。
@emmy_brides
例えば、テーマが海なら水色のドレスにしたり、クリスマスなら花嫁が赤のカラードレス、ブライズメイドが緑のドレスで統一したり・・・
結婚式のテーマに合うドレスカラーや小物を選ぶのもおすすめです。
全員同じ衣裳じゃなくてもOK
ブライズメイドはお揃いの衣裳を着るイメージですが、全く同じ衣裳でなくても大丈夫!
例えば色だけを合わせて、デザインの違うドレスにするのもアリなんです。
@sm___wb26
ブライズメイドひとりひとりの個性に合わせてデザインを選んでもらえば、きっとみんなに喜んでもらえる衣裳になるはず。
色や素材を合わせることで統一感は出るので、全員同じデザインにこだわらなくてもOKですよ。
和装のブライズメイドもGOOD
和の結婚式でブライズメイドを取り入れるのも素敵!
その場合、ブライズメイドにも着物を着てもらうと、とっても華やか。
もちろん花嫁だけが和装で、ブライズメイドはお揃いのドレス、というのもいいですよ。
@kaorurina
花嫁がお色直しでドレスを着る場合にもピッタリですね。
ブライズメイドの衣装選びについて詳しくはこちらも読んでみてください。
【ブライズメイドを頼まれたら】ドレスの選び方・注意点、コーディネート実例をご紹介
ブライズメイドの衣裳は、花嫁側・ブライズメイド側、どちらが用意してもかまわないんですね。
じゃあ衣裳を用意する方法は?
費用は誰が払うの?
次は、そんな疑問にお答えします。
衣裳の手配方法や費用負担は?
どうやって手配する?
ブライズメイドの衣裳を用意するには、「購入」と「レンタル」、2つの方法が一般的。
それぞれどんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
購入するメリット・デメリット
購入するメリットは、
・結婚式後も衣裳が手元に残ること
・幅広い選択肢から衣裳を選べること
など。
ただ、デメリットとしてレンタルに比べて費用は高くなりがちです。
また、あまり着る機会がないドレスが手元に残っても、保存に困るという人もいるかもしれません。
レンタルするメリット・デメリット
レンタルのメリットは、なんといっても費用を抑えられること。
他には、衣裳のクリーニングなども必要ない場合がほとんどなので、当日が終われば返すだけという手軽さもメリットのひとつと言えそうです。
デメリットは、衣裳の数やデザインに限りがあること。そのため大勢で同じ衣裳を着たい場合などは、なかなか理想の衣裳が見つからないかもしれません。
「購入」と「レンタル」どちらも、メリット・デメリットはあるので、自分たちにピッタリの方法を考えてみてくださいね。
費用は誰が負担する?
費用の負担にも明確なルールはないので、
・新郎新婦側が負担する
・ブライズメイド側が負担する
どちらのパターンもあるようです。
ただどちらにしても、費用負担をどうするのかは事前にハッキリと伝えておきましょう。
曖昧なままでは、「衣裳や小物が必要だけど、費用はどうなるのかな?」と、ブライズメイド達が不安に思ってしまうことも。
衣裳の手配や費用負担は、依頼するときに伝えておくと安心ですよ。
もしブライズメイドに衣裳代を負担してもらうのであれば、ご祝儀はいただかないなどの配慮ができるとベター。
その分を、衣裳代にあててもらえますね。
では最後に、ブライズメイドに贈るギフトについても見ていきましょう。
「ブライズメイドボックス」って知ってる?
欧米では、ブライズメイドをお願いするときに、「ブライズメイドボックス」と呼ばれるギフトを用意するんだそう。
ブライズメイドボックスとは、
「Will you be my bride’s maid? (わたしのブライズメイドになってくれますか?)」
というメッセージとともに、ブライズメイド達に贈るギフトを詰め込んだ箱のことです。
@m0229_wedding_
何を入れるかは自由ですが、よく贈られるのはこちら。
・当日身に着ける小物類
・マニキュアやコスメ
・スイーツ
・シャンパン
このように女性に喜んでもらえそうなアイテムを詰めるのがおすすめです!
花嫁側で衣裳を用意する場合は、衣裳も詰めて贈ってもいいですね。
@s.s_0321_m
ブライズメイドに感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ることができるので、日本でも取り入れている人が増えているようです。
またお願いする時ではなく、結婚式後にお礼としてギフトボックスを贈る人も。
そんな時は「ブライズメイドになってくれてありがとう」というメッセージカードを添えてもいいかもしれませんね。
きっと、一生の思い出になるのではないでしょうか。
まとめ
ブライズメイドについて詳しくご紹介しました。
かつて悪魔から花嫁を守る役割だった「ブライズメイド」。
本場欧米では様々な役割を担うようですが、日本で取り入れる場合は、何をするか決まりはありません。
ブライズメイドに負担をかけないよう、お揃いの衣裳を着てもらうだけでもOKなんです!
依頼するときは、頼みたい役割を具体的に伝えるといいですよ。
ブライズメイドの衣裳は、花嫁衣裳とのバランスや、結婚式のテーマなどをふまえて選ぶとGOOD!
費用負担についても特に決まりはありませんが、事前にどちらが負担するかハッキリさせておくと安心。
ブライズメイド側が負担するときは、ご祝儀をいただかないなどの配慮ができるといいですね。
大切な人たちにブライズメイドとして参加してもらい、一生の思い出に残る結婚式にしてくださいね。
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