星や花、好きなモチーフを結婚指輪に取り入れるのってあり?
結婚指輪には、星や花などのモチーフが入ったデザインのものもあります。
ふたりの好みや想い出につながるものがモチーフとして結婚指輪に入っていると、思い入れもより強くなりそうですね。
ここでは、モチーフを取り入れた結婚指輪の具体的なデザインや選ぶ際に知っておきたいポイントなどをご紹介します。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
星をモチーフにした結婚指輪ってどんなの?
「満天の星のもとでプロポーズされたから、結婚指輪は星につながるデザインのものが良いな」
「ふたりとも星を見るのが好きだから、星をモチーフにした結婚指輪がほしい」
夫婦の証である結婚指輪は、星にまつわるデザインのものを選びたいと考えるカップルもいることでしょう。
星をモチーフにした結婚指輪にはこんなデザインがあります。
「星ノ音(ほしのね)」は、星々の煌めきを大小連なるダイヤモンドで表現。
音色のようなその瞬きは、光年の距離を越えていつまでもふたりを祝福します。
控えめなボリュームなので、ダイヤモンドが複数入っていても派手になり過ぎず、上品な印象で身につけられます。
ダイヤが入っていないほうのデザインは、ダイヤの形の模様があり、さりげないお揃い感が。
結婚指輪に好きなモチーフを取り入れることで、気持ちがより一層上がりそうですね。
星以外にはどんなモチーフの指輪がある?
星以外にも咲き誇る桜や雪などの情景、吉祥文様などさまざまなモチーフの結婚指輪があります。
こちらの「初桜(ういざくら)」は、出会った頃の初々しい気持ちを薄紅の桜でイメージした結婚指輪。
桜は日本の美を象徴する存在でもあり、みんなに親しまれているモチーフ。
桜の花言葉には「優美な女性」、「精神の美」、「純潔」などがあり、純粋な愛を象徴しています。
他にも日本の絵画で、時間や場所の移り変わりを表現する文様の「霞」をモチーフにした結婚指輪もあります。
見た目はもちろんですが、自分たちの想いによりしっくりくるモチーフがあしらわれている結婚指輪を選んでみるのも素敵ですね。
指輪へのモチーフの取り入れ方にはいくつかパターンがあります。
次の章からはモチーフをどのように結婚指輪に取り入れることができるのか、具体的なデザインを交えながらご紹介します。
ふたりにぴったりの取り入れ方を見つけてください。
1 モチーフそのものをデザインにする
リングの表面に星やハートを刻んだり、雪の結晶のモチーフを立体的に造形したり・・・
ふたりの好きなものや今の自分たちの想いをそのままモチーフにすることもできます。
好みのモチーフそのものをいつも見ることができますね。
ただ、明らかなモチーフものは安っぽく見えたりカジュアルに見えたりする恐れがあるため、服装やTPOによっては気になる場合も・・・。
指輪のクオリティは確かなものか、デザインに品が感じられるかどうかはしっかりチェックしておくとGOODです。
NIWAKA(ニワカ)の「花匠の彫」シリーズは、高い和彫りの技術によって四季の文様が彫り込まれています。
秋の紅(あきのくれない)・・・重なり合う楓(かえで)を用いて、美しい彩りと鮮やかな秋の情景を表現
美しい彫り模様は個性の中に品があり、結婚指輪として自信をもって身につけられます。
下の「花霞(はながすみ)」は、ふたりを包み込み祝福するように咲き誇る桜をイメージしたデザイン。
デザインの細部にまでこだわって彫りが施されていることで、春の季節にやさしく揺れる桜の花が生き生きと表現されています。
下の「あいの風(あいのかぜ)」は、そよ風が凛と咲くかきつばたを揺らす、さわやかな夏がテーマ。
かきつばたは古くより日本人の生活にもなじみが深く、その美しさは絵画や詩(うた)に表現されてきました。
また、かきつばたには「幸運は必ず来る」という花言葉があり、まさに結婚指輪のモチーフとしてもふさわしいデザインです。
和彫りが施された結婚指輪が気になる人は、こちらのページをどうぞ。
2 モチーフをアレンジして取り入れる
モチーフそのものをデザインにするのではなく、アレンジしてデザインに取り入れる方法もあります。
たとえば、こちらの「朝葉(あさは)」。
「朝葉」は朝日を受けて輝く、瑞々しい新緑の葉をイメージした結婚指輪です。
リング全体に施された斜めのラインは、伸びゆく新緑の葉をイメージして表現。
稜線(りょうせん)を作り出す面の一つ一つは、新緑の葉のやわらかさをイメージして、曲面がなめらかに磨き上げられています。
コンセプトを大切に、新緑の葉がもつしなやかなやわらかさなど、さまざまな表情が表現されています。
情景を聞くと指輪からモチーフをイメージでき、いつでもそれを感じることができますね。
モチーフそのものでないため、チープに見えにくいという利点があります。
ただ、デザインへの取り入れ方によってはモチーフが活きなかったり、指輪のデザイン自体の美しさに欠けたりすることも。
モチーフを活かしてデザインに落とし込むことはむずかしく、デザインと製作の両方の技術が必要なんです。
モチーフのデフォルメ具合で
さまざまなテイストが楽しめる!
モチーフのデフォルメ具合によって、個性的からシンプルに見えるデザインまで幅広く選べます。
NIWAKA(ニワカ)の結婚指輪の中から、具体的なデザインを6つご紹介します。
せせらぎ・・・リングの緩やかなカーブは未来へと続く川の流れを、ダイヤモンドは水面の輝きを表現しています
雪佳景(せっかけい)・・・朝陽に染まる雪、雪原に輝く光といった時間を経て変化する情景を表現しています
唐花(からはな)・・・古典文様であり、永遠の美しさや生命力、無限の発展性を表す想像上の花「唐花」をデザインした結婚指輪
上弦の月(じょうげんのつき)・・・深夜の空に浮かぶ月の情景をデザインした結婚指輪。ゴールドで満ちていく月を表現しています
鯨(くじら)・・・大海原にゆったりと泳ぐ鯨の姿をイメージしています
長次郎(ちょうじろう)・・・楽焼の創始者である「長次郎」の器の表面をイメージ
どのデザインも、モチーフを指輪の小さな世界で美しく表現しています。
3 モチーフをコンセプトとして取り入れる
モチーフをコンセプトとして取り入れるとはどういうことかと言うと・・・
実際のデザインを例に説明しますね。
下の「初桜(ういざくら)」や「花麗(はなうらら)」は、“花”をコンセプトにしていますが、具体的な花をデザイン化しているわけではありません。
幅が細いタイプ(上)は、ひとひらの花びらをメレダイヤモンドで表現。
幅が太いタイプ(下)は、花を支える桜の幹を表現しています。
「花麗」は、旋律を奏でるように美しく咲き誇る花をモチーフにデザイン。
幸せに満ち、麗らかな人生を楽しむ、そんな女性の輝きをダイヤ入りタイプで表現しています。
それぞれイメージする花が異なり、結婚指輪のデザインに反映されています。
他にも、風を司る神である風神や、大地に実りをもたらす雨を呼ぶ雷神をイメージしたデザインの結婚指輪もあります。
いかがでしたか。
結婚指輪へのモチーフの取り入れ方はさまざまなので、ふたりの好みに合わせて選んでみてください。
美しいデザインの中にさりげなく込められたモチーフやコンセプトの指輪なら、結婚指輪としてオフィシャルなシーンでも使いやすいですよ。
まとめ
結婚指輪のモチーフには、星以外にも花や雪などの情景から吉祥文様まで、さまざまなものがあります。
ふたりの想いが込められたデザインなら、より愛着を持って身につけられそうですね。
指輪へのモチーフの取り入れ方も、モチーフそのものをデザインに取り入れたり、コンセプトとして取り入れたりとさまざま。
ふたりの好みに合わせて選んでみてください。
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