- 結婚指輪
- 購入
- 結婚指輪の購入のタイミング
- 記事詳細
授かり婚の場合、結婚指輪はどうしたらいい?購入のタイミングやサイズは?
赤ちゃんを授かってから結婚する「授かり婚」。
妊婦さんは体型や体調が変わりやすいからこそ、結婚指輪を選ぶときにも気をつけたいことがあります。
結婚指輪の購入タイミングやサイズの問題など、授かり婚なら知っておきたい知識をまとめました!結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
妊娠と指輪の基礎知識
まずは、妊娠中の体の変化と指輪との関係について見ていきましょう。
妊娠の期間は次の通り、大きく3つに分かれます。
妊娠初期・・・妊娠1~4ヶ月
妊娠中期・・・妊娠5~7ヶ月
妊娠後期・・・妊娠8~10ヶ月
妊娠中期から後期にかけてはホルモンバランスの変化などで、指がむくみやすくなります。
特に後期は腫れたようにむくんでしまうこともあり、指輪をつけっぱなしにしていると外れなくなるかもしれません。
どうしても外れない場合は指輪を切断するしかなくなります。
出産で手術が必要になった場合も、指輪があると危険なので、妊娠後期にはお医者さんから外すよう指導されることが多いです。
外れなくなってからでは遅いので、靴が脱ぎにくかったり、指輪が関節に引っかかったりなど、むくみの兆候が見られたら外しておきましょう。
「昨日はむくんでいたけど、今日は大丈夫そう」と思っても、寝て起きたら急にむくんでいたりするので注意。
出産してからも、すぐに体型が元に戻るわけではなく、また指輪をつけられるようになるまで、半年くらいかかる人もいます。
結婚指輪を購入するタイミング3つ
次は結婚指輪を買うタイミングについて見ていきましょう。
購入のタイミングには次の3つがあります。
1 サイズが変わる前に購入
体型が変化して指のサイズが大きくなる前、主に妊娠初期に結婚指輪を買っておくパターン。
指がむくんできたら指輪を外し、出産後、指のサイズが元に戻ったらまたつけ始めます。
この方法なら、早くから指輪をつけることができますし、指輪のサイズ直しをしなくて良いのもメリットです。
ただ、これは挙式での指輪交換をしない場合の話。
結婚式をする場合、体調が安定していることの多い妊娠中期がよく選ばれます。
でも中期だと、挙式のときには指のサイズが大きくなっていることもあり、その場合、指輪交換をするにはサイズ直しが必要です。
サイズ直しをしたくなければ、購入の段階でゆとりのあるサイズにしておくという手もあるので、お店で相談してみましょう。
また、妊娠初期に結婚指輪を買うのであれば、お店へ行く前に、妊娠していることを伝えておきましょう。
初期は母子ともに不安定で、つわりがきつい人も多い時期です。
体に負担がかからないよう、
・座って接客してもらえるお店かどうか
・混み合っていない時間帯はいつか
などをお店に確認して、あらかじめ指輪の候補も考えた上で来店すると良いですよ。
夏場なら店内で冷房がききすぎている可能性もあるので、膝掛けや羽織物を持って行った方がいいかも。
当日少しでも体調が悪いと思ったら、予約をキャンセルするか、お店の中でも休ませてもらいましょう。
1人で来店するのではなく、男性も女性に付き添って、体調を気遣いサポートすることが大切です。
2 結婚式の前に購入
結婚式前に結婚指輪を購入すれば、体型が変化していてもそのときのサイズに合わせた指輪を用意できます。
挙式の指輪交換で、指にぴったりのサイズの指輪をはめられるのがメリットです。
ただ、結婚指輪の購入から手元に届くまでには、ある程度期間がかかることが多いもの。
納期が長いとその間にサイズが変わってしまうかもしれないので、事前に確認しておきましょう。
結婚指輪の納期については、こちらを参考にしてください。
結婚指輪の納期ってどれくらい?注文方法によって購入時期を考えよう!
結婚式前に購入するデメリットは、式の準備で忙しい時期に指輪を選ぶので、慌ただしくなりがちなこと。
体調が不安な妊婦さんの場合、負担も増えてしまうかもしれません。
また、出産後に体型が変わって指のサイズも変われば、サイズ直しが必要になります。
3 出産後、落ち着いてから購入
出産後、体調が落ち着いてから結婚指輪を選ぶパターンなら、母子ともに負担がかからず、安心です。
出産してしばらくは赤ちゃんのお世話で指輪をつけられないことも多く、そもそも指輪がなくても気にならなかったとの声も。
デメリットとしては、赤ちゃんのお世話にかかりっきりで、購入のタイミングを逃してしまうこともあるよう。
新生活や育児で出費がかさみ、指輪に回すお金がなくなったという人もいます。
こんなときどうする?アドバイス
最後にいくつかアドバイスをお届けします。
サイズ直しについて確認しよう
授かり婚では体型の変化で指のサイズも変わりがちなので、指輪のサイズ直しが必要になる場合も。
購入するときに、サイズ直しの内容や期間、料金などについて、お店に確認しておきましょう。
指輪のデザインによってはサイズ直しができず、かわりに同じデザインで別のサイズに交換できるケースも。
自分の欲しい指輪について、サイズ直しまたはサイズ交換ができるかどうか、チェックしておいてくださいね。
指輪交換がしたかったけど…
「挙式で指輪交換がしたかったのに、指のサイズが変わって指輪をつけられない」
「式が済んで、出産も終わってから指輪を買うつもりだけど、できれば指輪交換のようなセレモニーはしたい」
そんな人は、次のように指輪交換に代わる演出をするのもアリ。
・指輪以外のアイテムを交換する
・お互いに宛てて書いた手紙を読み上げる
・赤い「結い紐」を左手の小指に結び合う
指輪以外のアイテムとしては、たとえば「結婚指輪のミニサイズジュエリー」があります。
「小輪(こりん)」というこちらのジュエリーは、結婚指輪と同じストーリーが込められていて、チェーンをつければネックレスに変身。
指がむくんで指輪がつけられなくなっても、ネックレスなら使えますね。
また、小輪は「ベビーリング」として子供に贈ることもできます。
ベビーリングについてはこちらの記事を。
授かり婚のふたりへ!結婚指輪とお揃いのベビーリングがあるって知ってる?
小輪についてはこちらをチェックしてくださいね。
指輪が外れなくなったらどうする?
指がむくんで取れなくなる前に指輪は外すのが原則ですが、もしどうしても外れない・・・となった場合。
せっけんやオリーブオイルなどを指輪と指のすき間に塗り込み、指輪を回すように動かせば、外せることもあります。
どうしても自分で外せない場合や、緊急の場合は、119番へ連絡して消防署で指輪を切断してもらうことに。
このときに使うのは「リングカッター」という道具で、場合によっては病院で対応してもらえることもあるようです。
ただ、そんなことになる前に指輪は外しておいた方がいいですね。
まとめ
授かり婚で結婚指輪を購入するタイミングを決めるときは、女性の体調や体型の変化を考えることが大事。
体調が落ち着いてからゆっくり選べるのは出産後のタイミング。
挙式で指輪交換をしたい人や、早くから指輪をつけたい人は、結婚式より前に買うことになりますが・・・
特に妊娠初期の場合は体調が不安定になりがちなので、指輪選びのときに無理をしないよう気をつけてくださいね。
また、指がむくんできたと思ったら、指輪が取れなくなる前に、すぐに外しておくのが基本。
外している間は指輪をチェーンに通し、ネックレスとして身につける方法もあります。
ネックレスにして服の下に下げれば、育児のときも子供に引っぱられたりする心配がありません。
母子の健康を第一に配慮しながら、楽しく満足の行く指輪選びができると良いですね。
「結婚指輪の購入」の他の記事
「結婚指輪の購入」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」