日本人がやってしまいがちな新婚旅行先でのマナー違反は?
音声で聴く!
新婚旅行で海外に行くとなると気になるのがマナーや法律の違い。
せっかくの新婚旅行なのに、マナーや法律を知らないせいで、うっかりトラブルに巻き込まれてしまうのは避けたいですよね。
そこで今回は、うっかりやってしまいそうな日本とは違う外国のマナーや習慣を紹介します。
ご飯の食べ方いろいろ
音には気を付けて
海外では食事中に音を立てながら物を食べるのはマナー違反とされています。
とは言え、食事中に音を立てないというのは日本でも知られているマナーなので、普段通りにしていれば大丈夫なはず。
気をつけたいのはうどんやラーメンのような麺類を食べるときです。
うどんやラーメンは日本食として知られているため、海外でも日本と同じように麺をすすって食べることもあるようです。
しかし、レストランによってはマナー違反となってしまうこともあるので気をつけましょう。
出された料理は・・・
中国や韓国では、出された料理を食べきるのは「まだ足りない」ということを意味するため失礼に当たるとのこと。
「残すなんてもったいない!」と感じる私たち日本人としては
「美味しいから全部食べきったんだけどなあ」
と思うかもしれません。
しかし、中国や韓国ではお皿に料理が少し残っていることで
「出してもらった料理に満足しました」
という気持ちを表しているとのこと。
ですので、出された料理を少し残しておくようにしましょう。
ハイピース!はダメなの?
新婚旅行では写真を撮る機会も多くあると思いますが、実は、写真を撮るときのポーズは気をつけたいポイントの1つ。
例えば、ポピュラーなピースサインですが、裏向きのピースサインは国によっては失礼に当たることもあります。
特に、ギリシャでは表裏に関わらずピースサインそのものが侮辱を意味するとのこと。
また、親指を立てるグッドのジェスチャーや、親指と人差し指で丸を作るオッケーサインも国によっては侮辱を意味するようです。
他にも、ブルガリアでは、縦が「いいえ」で横が「はい」とうなずきの向きが日本とは逆だったり・・・
インドやバリ島などのヒンズー教圏やタイなどの仏教圏では足を組む行為が侮辱に当たるなど、日本とは全く違う文化があるので気をつけましょうね。
宗教上の決まりには気を付けて
マナーや法律とは少し違いますが、宗教的な文化は海外に行ったときには気をつけたいところ。
例えば、イスラム教圏の国では宗教施設へのお酒の持ち込みや持ち歩きが禁止されていたり・・・
女性が肌を露出し過ぎることはあまり良くないとされているなどの戒律があります。
また、ヒンズー教では左手は不浄の手とされているため、ヒンズー教圏の国、地域では人と関わるときに左手を使わない方が良いとされています。
他にも、タイでは子どもの頭には精霊が宿っているという言い伝えがあるため、撫でない方が良いという文化があるようです。
宗教に関する決まりは今回紹介した以外にもたくさんあるので、自分が行く国の宗教については事前に調べておきましょう。
公共の場では○○禁止
屋外では○○禁止
「公共の場で何が制限されているのか」は法律で決められていることが多いため、マナーや文化よりも注意する必要があります。
例えば、アメリカでは公共の場での飲酒が、イタリアやフランスなどの国では屋内での喫煙が禁止されているようです。
特にシンガポールは厳しく、公共の場や公共交通機関での飲食も禁止されているため気をつけましょう。
人前で○○するときは
日本ではあまり気にならないことも、海外では失礼に当たることがあります。
例えば、何気なく鼻をすする行為は失礼にあたるようです。
また、くしゃみをしたときは小声でExcuse meと謝っておくとより丁寧ですよ。
他には、トイレでのノックも気をつけたいポイント。
日本では中に人が入っているかどうかの確認のためのノックですが、海外では
「早く出ろ!」
という合図になってしまうようなので、ノックは避けたほうが良さそうですね。
写真には要注意
先ほど写真を撮るときのジェスチャーについて説明しましたが、写真を撮る場所も意識する必要があります。
と言うのも、海外の地下鉄の中には軍事施設となっている場所があるため撮影が可能か、事前に確認した方が良さそうです。
また、勝手に人の写真を撮るとトラブルになるかもしれないので避けておきましょう。
お店でスマートに振舞おう
日本と海外ではお店での振る舞いにも違いがあります。
日本ではお店に入って店員さんに挨拶することは少ないかもしれませんが、海外では挨拶するのが一般的なようです。
また、コミュニケーションを取るときは相手の目を見ながらはっきりと言葉で意思表示することが大切。
他には、日本ではあまり馴染みのないチップの習慣も押さえておきたいポイント。
「いくらくらい払えばいいのか分からなくて・・・」
という人も中にはいるかもしれませんね。
一般的に、レストランで食事をしたときやタクシーに乗ったときは料金の10%ほどが目安と言われています。
ホテルでは部屋を掃除してくれた時などに1ドル、ユーロ、ポンドを渡すと良いようですよ。
こんなことも?気をつけたいポイント
他に気をつけたいこととして、公共施設での服装が挙げられます。
例えば、リゾート地であってもホテルのロビーなどを半ズボンや水着で歩くのはマナー違反となることが多いようです。
また、日本では温泉に入るのに水着を着ることはほとんどありませんが、海外では温泉やスパを使う際は水着を着用するのが一般的。
新婚旅行で温泉やスパを利用する予定があるのであれば、水着を持って行くようにしましょう。
他にも、ハワイでは景観を保つために、ベランダに洗濯物を干すことを禁止していたり・・・
海ガメなどの固有種に近づきすぎたり、餌をあげたりすると罰金となるようです。
些細なことではありますが、ついうっかりやってしまいがちなことなので気を付けてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
日本と海外のマナーや文化にはいろいろな違いがありました。
中でも、ご飯の食べ方、ジェスチャー、宗教、公共の場でのマナー、お店での振る舞いなどは特に気をつけたいポイント。
ただし、今回紹介したのはほんの一部です。
旅行先で気持ち良く過ごすためにも、行く国や地域のマナーや文化はさまざまなので事前に調べておくようにしましょう。
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