結婚式当日と生理が重なりそう・・・事前の予防法と当日の対処法を紹介!
結婚式は、人生の大事な晴れ舞台。
きれいな花嫁衣裳も着るし、できれば生理が重ならないようにしたい!と思う花嫁は多いですよね。
そこで今回は、結婚式と生理が重ならないようにする対策や、重なった時の対処法をご紹介。
結婚式当日トイレに行けるタイミングや、生理症状を軽くするためのケアについてもお話しします。
結婚式前は生理が乱れやすい?
結婚式の日取り的に、「生理とは重ならないから大丈夫」と思っていたのに・・・
まさかの生理がズレて、結婚式にバッティング!
そんな声は、少なくありません。
実は結婚式前は、生理周期が乱れやすい時期でもあるんです。
その理由は、こちら。
ストレス
ストレスがかかると、ホルモンのバランスが崩れ、生理周期は乱れがちに。
結婚式前は何かと忙しいうえ、マリッジブルーになる人もいます。
結婚式準備のことで彼と意見が合わなかったり、けんかになるなんてこともありそう。
普段生理周期がきっちりしている人でも、色々なストレスが重なるとズレてしまう可能性があるんですね。
睡眠不足
結婚式準備、入籍、新居を探したり引っ越したり・・・
結婚式前はやることがたくさん!
ぎりぎりまで結婚式準備に追われ、前日まで徹夜で作業したなんて人もいるくらいです。
そして睡眠不足は、ホルモンバランスの大敵!
生理周期の乱れにつながりますよ。
結婚式前のダイエット
結婚式までに!と思うあまり、過度なダイエットをするのは禁物。
無理に食事を減らすなど急激な体重減少を目指すダイエットは、生理周期を乱してしまいます。
体にとっても大きな負担になるため、生理だけでなく、肌荒れや体調不良など色々な影響が出る可能性も。
ダイエットをするなら、期間をかけて健康的な体重ダウンを目指しましょう。
このように、結婚式前には生理周期が乱れやすい原因がいっぱい!
これらの原因がなくても、結婚式の日取りを決めるのは半年前くらい、という人が多いですよね。
早い人だと、1年前から日取りを決める人もいます。
そうなると、自然と生理周期が変わってもおかしくないですよね。
日取りを決めた当時は大丈夫と思っていても、実際に結婚式が近づいてくると、「あれ?被りそう」なんてこともあります。
でも、経血で真っ白な花嫁衣裳を汚すのも心配だし、体調不良も嫌だし・・・
できれば重なりたくない!と思うのが女心ですよね。
そこでここからは、結婚式に生理が重ならないようにする対策を見ていきましょう。
結婚式に生理が重ならないようにする対策
このままだと結婚式と生理が重なりそう・・・そんなときは、「ピル」を服用することで生理をズラすという方法も。
ピルは、婦人科で医師に相談し、処方してもらいましょう。
生理をコントロールするピルには、配合されているホルモンの量によって「中用量ピル」と「低用量ピル」があります。
どちらも、人によっては副作用があることも。
吐き気や倦怠感、不正出血など副作用はさまざまですが、必ず副作用が出るということではなく、個人差があります。
体質によって合う・合わないもあるので、副作用がきつい場合はピルの種類を変えてもらうこともできますよ。
初めてピルを使う場合は、結婚式の数ヶ月前から専門の医師に相談しておくと安心です。
ピルを使った生理のコントロール方法は、次の2通り。
・生理を早めて結婚式前に終わらせる方法
・生理を遅らせて結婚式後にする方法
ではひとつずつ見ていきましょう。
結婚式前に生理を終わらせる方法
結婚式の前の月の生理5日目から、14日間中用量ピルを服用します。
ピルを飲み終えてから2~3日後に生理が来て、挙式前には終わる計算です。
結婚式当日にはピルを飲まなくていいのがメリット!
ピルの副作用が心配な人は特に、当日に飲まなくていいのは嬉しいですね。
ただしこの方法の場合、結婚式前月の生理前までに受診が必要です。
生理を結婚式後にする方法
生理予定日の1週間前から、結婚式当日まで中用量ピルを服用します。
ピルを飲んでいる間は生理がこないので、結婚式当日も安心ですよ。
生理を早める方法は結婚式前月の受診が必要ですが、遅らせる方法なら結婚式に重なりそうな生理の予定日1週間前から対応が可能!
忙しくて受診がぎりぎりになってしまいそうな人でも、対応できますね。
ただし、生理を遅らせられるのは長くても10日前後。
そして生理周期がハッキリしている人はいいのですが、元々不定期な人は結婚式の1ヶ月前くらいの受診が必要です。
また、結婚式の3ヶ月以上前から「低用量ピル」を服用するという方法も。
低用量ピルを使えば生理周期をコントロールすることができるので、結婚式を避けることができます。
ただし、きちんと決まった時間に服用する必要があるので、飲み忘れたり遅れたりすると不正出血の原因になることも。
習慣にして、忘れないように飲みましょう。
でも生理をズラすことに抵抗がある人や、「大丈夫」と思っていたけど思いがけず被ってしまった!という場合もありますよね。
そんなときのために、結婚式と生理が重なった時の対処法も見ていきましょう。
結婚式と生理が重なったときの対処法
生理用品を手厚くする
経血の量が少なく、普段は「羽根なし」のナプキンを使っている人でも、結婚式の日は夜用など厚手のナプキンを使うのがおすすめ。
さらにタンポンを併用すれば、なお安心です。
タンポンが苦手な場合、ナプキンを2枚使いするという方法も!
上下に少しずらして2枚使えば、広範囲をカバーできて、経血が漏れにくくなりますよ。
でもマーメイドラインなど体にフィットしたドレスの場合、厚手のナプキンだとラインが気になる…という人もいますよね。
そんな場合は、ショーツタイプのナプキンがおすすめ!
普通のナプキンよりもラインが気にならず、吸収力もバッチリです。
ただし、普段使い慣れていないアイテムを使いたい場合、前もって何度か試しておくようにしましょう。
当日いきなり使おうとすると、「タンポンがうまく使えない!」と困ったり、「ショーツタイプって本当に大丈夫なの?」と心配になったりするかもしれません。
前もって使用感を知っておけば、当日は安心して過ごせますよ。
周囲に知らせておく
彼はもちろん、母親や姉妹、プランナーやヘアメイク・着付けの担当者、介添えスタッフなどに、生理になっていることを伝えておければベスト。
結婚式当日花嫁のそばにいる人たちが知っていることで、色々と配慮をしてもらえるからです。
例えばトイレに行けるタイミングをアナウンスしてもらえたり、体調が悪くなった時にすぐ対応してもらえたり・・・
何かと気遣ってくれるはずですよ。
鎮痛剤を持参しておく
普段使っている鎮痛剤がある場合、持参しておくようにしましょう。
生理の症状が軽い人でも、結婚式の緊張や衣裳の締め付けなどによって体調が悪くなる可能性もゼロではありません。
鎮痛剤を持っておけば、いざという時安心です。
ただし、鎮痛剤とお酒の併用は基本的にNG。
鎮痛剤を飲む可能性がある場合は、スタッフに頼んでアルコールなしにしてもらうといいですよ。
おなかを温める
おなかが冷えると、生理の症状が重くなる場合も。
寒い時期の結婚式や屋外での演出がある場合はなおさら、おなかを冷やさないよう対策するといいでしょう。
例えば薄手の腹巻を巻いたり、貼るカイロでおなかや腰を温めるのもアリ!
見えないところで、しっかり対策するといいですね。
色々と対策はあるけれど、一番いいのはマメにトイレに行くこと。
でも結婚式の間、花嫁はいつトイレに行けるのでしょうか?
次は、結婚式中トイレに行けるタイミングを見ていきましょう。
結婚式当日トイレに行けるタイミングは?
生理中は、マメにトイレへ行きたいですよね。
でも結婚式ではドレスや着物を着ているし、いつトイレに行けるのでしょうか?
タイミングとしては、まず衣裳を着る前です。
着替えの前にトイレを済ませてから、着付けしてもらいましょう。
その後トイレに行けるタイミングは、2回!
〇挙式と披露宴の間
〇お色直しで退場した時
この2回のタイミングでトイレに行っておけば、安心。
ドレスの場合は一度脱いで、ブライダルインナーの上にガウンなどを羽織っていくことになります。
和装の場合は、打掛を脱いでいきます。
新郎新婦専用のブライズルームがある場合、そこにトイレが設置されている場合がほとんど。
そうでない場合は、ほかの人と会わないようスタッフがトイレへ誘導してくれるはずです。
前もって生理になりそうということを伝え、トイレのタイミングや場所について質問しておくと安心ですよ。
たとえ結婚式と生理が重なっても、症状が重くなければそこまで憂鬱でもないですよね。
そこで最後に、生理の色々な症状を軽くするためのケアについてもお話しします。
生理の症状を軽くするためのケア
良質の睡眠&休息
最初にもお話ししましたが、結婚式準備で忙しく、睡眠不足・・・そんな日々が続くと、生理周期が乱れたり、生理の症状が重くなることも。
結婚式前はできるだけきちんと睡眠時間をとるように意識し、リラックスを心掛けましょう。
自分ですべてしようとせず、彼にも結婚式準備を任せて休める時間を増やすといいですね。
良質の睡眠は、生理の乱れだけでなく、肌荒れを防いだり顔色も良くしてくれますよ!
むくみ対策をする
生理前って、体がむくむ人も多いんです。
結婚式では最高の花嫁姿でいたいのに、顔も体もパンパン・・・ではガッカリですよね。
むくみが気になる場合は、ストレッチやセルフマッサージで血行を良くするのがおすすめ!
強めのマッサージで痣になったり、肌を傷つけるようなことがないよう、ソフトタッチで行うといいですよ。
顔の場合は、保冷剤を使って冷やし、次に蒸しタオルで温めるという方法もアリ。
冷やして温めてを交互にすることで、血行が良くなってむくみが軽減されます。
肌をいたわる
生理前は、肌荒れしやすい時期。
ごしごしこすらず優しく洗顔し、保湿もしっかりとしましょう。
新しい化粧品を試したり、初めてのエステやブライダルシェービングを行うのも、生理前は要注意。
肌が敏感になっている分、刺激が加わると肌荒れを招くかもしれません。
ブライダルシェービングは結婚式の数日前に行うので、そこに合わせて肌のコンディションを整えていくようにしましょう。
そして生理が重なる以外にも、結婚式当日のハプニングはいろいろ。
結婚式当日に起こりがちなハプニングとその対処法を知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
まとめ
結婚式と生理が重なりそうなときの対処法について、お話ししました。
対処法としては、ピルを使って生理をズラすという方法があります。
使う時期や副作用についてもよく考えて、種類やタイミングを選びましょう。
もし結婚式に生理が重なったら、生理用品を手厚くしたり、鎮痛剤を持参すると安心。
周囲の人にも話しておき、おなかも冷やさないよう心がけましょう。
結婚式中も、トイレに行けるタイミングは最低でも2回あります。
あまり心配し過ぎず、結婚式を楽しみたいですね!
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