結婚前に話し合って決めておきたい8つのこと!上手く話し合うコツもご紹介
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結婚生活は夫婦の二人三脚で歩んで行くもの。
結婚前の今だからこそ、二人の間でいろいろ話し合いをしておくことはとっても大切です。
近い将来から遠い未来の話、大きな話から細かい話まで・・・
幸せな結婚のために話し合いたいポイントを一挙にご紹介します!
①お金の管理や貯蓄
独身のうちは二人それぞれ自由に使えるお金ですが、結婚後は家計が優先。
家の購入や育児など、今後かかるお金を見据えて貯蓄をしていく必要もあります。
結婚前に「お金の管理の仕方」や「貯蓄」について話し合い、お互いの金銭感覚をすり合わせておくといいでしょう。
話し合っておきたい内容はこんな感じ。
・家計はどう管理するか
・お互いの収入や貯蓄は全部オープンにするか
・共有の口座を作るかどうか
・将来どういうことにお金をかけたいか
・資産形成、運用について
・借金や奨学金の有無、返済について
お金の管理方法については、たとえば、
どちらか一方が管理
二人のうち、お金の管理が得意なほうが収入を一括で管理して、お小遣い制にする
夫婦二人で管理
毎月決まった額を共同の家計用の口座に入金し、残りはお互い自由に使う
各自で管理
光熱費は夫、通信費は妻・・・というように、お互いが分担して出費し、それぞれでお金を管理する
という風に、「誰が」「どんな方法で」管理するのかを決めておくとベター。
貯蓄については、
「いつごろ車を買いたい、家を持ちたい」「子供の教育にはお金を惜しみたくない」といった長期的なライフプランやお金をかけたいポイントをもとに考えていくとGOOD。
何年後までにどれくらいの貯蓄が必要かのイメージがつけば、「お互いの収入から月々の生活費を差し引いて、毎月○円貯金しよう」といった目標も立てやすくなります。
また、将来のことを考える上で、iDeCoやつみたてNISAなどの利用についても話し合っておいてもいいですね。
結婚式や新婚旅行など、結婚で必要になる費用については以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚費用はどのくらい必要?先輩カップルの平均をもとに必要な金額・内訳を解説!
ただし、ここで将来のお金の話と一緒に忘れずに確認しておきたいのが、借金やローンのこと。
借金がなくても、奨学金や車のローンがかさんで思っていたよりも貯金ができない・・・なんてこともありうるので、事前に把握しておきましょう。
この他、お金に関しては保険についても結婚を機に見つめなおしてみるといいですよ。こちらも読んでみてくださいね。
民間の医療保険はどんなもの?結婚したら知っておきたい基礎知識
②家事の分担
家事の分担については、お互いの仕事の忙しさなども考慮して、不公平感のないように次のポイントを話し合っておくのがおすすめ。
・得意な家事、苦手な家事はあるか
・家事ができる曜日や時間帯
・ロボット掃除機などの便利家電や家事代行の利用はアリか
たとえば、
「料理は自分が、掃除は相手がする」
「何曜日はどちらが料理をつくる」
「1週間ごとに掃除当番を交代」
などなど、具体的にルールを決めて分担をするのもアリかもしれません。
また、こだわるポイントや、きれい・汚いの感覚も人によって違いますよね。
「掃除は週何回したい」
「洗い物の置き場所はここ」
「この服は必ず手洗いして、こういう風にたたむ」
など、細かい話でも積み重なるとケンカの種になってしまうもの。
細かいポイントはすべて相手に守ってもらおうとするのではなく、「最低限ここは!」という点に絞って折り合いをつけていきましょう。
③結婚後の仕事や転勤
結婚後の仕事をどうするかも大切ですね。
・今の仕事を続けたいか
・在宅、パートなど働き方の希望はあるか
・転勤の可能性はあるか、その場合どうするか
・子供ができた場合、育休を取るか
「仕事が好きだから続けたい!」
「収入を考えて共働きにしたい」
「子供が産まれたら育児に集中したいから、退職したい」
などなど、人によって希望はいろいろあると思います。
家事、育児に割く時間のことも考えて、二人で納得のいくよう話し合いましょう。
時間の自由がきく「在宅ワーク」へ転職した、なんてケースもあるようですよ。
また、将来転勤することになった場合、どうするかも相談を。
単身赴任するのか、一緒に引っ越すのか・・・。
二人の生活に大きな影響を与えるポイントなので 、「可能性がある」という段階でもきちんと伝えることが大切。
特に転勤が多い職種の人や、海外転勤の可能性がある人は必ず話し合ってくださいね。
さらに子供を望む場合は、育休を取るかどうかも大事なポイント。
まずは現在の職場は育児休暇などの制度が整っているか、という点を確認しておきたいですね。
④子供は欲しいか、どう育てたいか
子供は、二人のライフプランを考える上で避けて通れないトピック。
・子供が欲しいか
・いつ頃、何人欲しいか
・子どもをどのように育てたいか
など、そもそも子供を望むのか、というところから考えをすり合わせておきましょう。
子供が欲しい場合、どのタイミングで、何人くらい欲しいのかも話し合っておきたいところ。
また子育てに関しては、どのように育てたいかという「教育方針」についても話しておくといいでしょう。
将来どんな風に育ってほしいか、さらには、習い事、通わせたい学校などについても話し合っておくと、必要な貯蓄額も見えてきますよ。
⑤家族や親戚とのお付き合い
相手の親や親戚とのお付き合いについて、あらかじめ話し合っておくことも大切です。
・実家に帰省するタイミングや頻度
・親戚付き合いの程度
・将来的に実家、義実家近くに引っ越したいか
・親の老後のケアはどうするか
結婚後に実家から離れた場所に住む場合は、「帰 省のタイミングや頻度」について話し合っておきたいところです。
また「親戚付き合いに時間を取られ過ぎるのはちょっと・・・」という人もいるようなので、親以外の「親戚付き合い」についても相談しておくとベターです。
お互いの家族にもさりげなく意見を聞いてみて、なるべく全員に不満が出ないような付き合い方を考えられると良いですね。
子育てや介護のため、いつかは親と同居したい、または実家や義実家の近くに引っ越したい・・・と思っている人もいるでしょう。
そうなると、住む場所や仕事に大きな影響が出るので、あらかじめ話し合っておくと安心です。
くわえて、将来、親の老後のケアをどうしたいかも重要なポイント。
先の話とはいえ、ある程度二人で意見を合わせておくことは大切ですよ。
⑥結婚式を挙げるか・どんな結婚式にしたいか
結婚式は二人の晴れ舞台。いろいろと決めることは多いですが、まずは、
・結婚式をしたいか
・どんな形式、規模で、どこで挙げたいか
・予算はどれくらいか
などのことを話し合っておくといいですよ。
結婚したら結婚式を挙げるものだと思いがちですが、結婚式を挙げないカップルも一定数います。
結婚式をするかどうか迷っているカップルは、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
結婚式「挙げた人」と「挙げなかった人」後悔しているのはどっち?後悔しないためのポイントも紹介
ナシ婚とは?結婚式をしないメリット・デメリットや後悔しない方法など一挙紹介!
また結婚式を挙げる場合、「チャペルの挙式がいい!」「神社で和装がしたい」など具体的な希望まで話し合えば、だいたいの予算も想像できそう。
結婚式のスタイルについて知りたい人はこちらもどうぞ。
定番の教会式から個性派の茶前式まで!挙式スタイル一挙紹介!!
⑦お互いの譲れないことや守ってほしいこと
お互いにどうしても譲れないポイントを話し合っておくことは、トラブルを避けるために大事なことです。
・譲れないことはあるか
・相手に守ってもらいたいこと
・二人の記念日のすごし方
・異性との付き合い方
・仲直りの方法
というように、趣味や生活習慣、日常のルーティンなど、譲れないポイントを明確にしておくとい いでしょう。
たとえばよくあるのが、「結婚しても自分ひとりの部屋がほしい」といったこだわり。
新居の間取りのように、後から変更するのが難しい話は結婚前に話し合っておくのがベターです。
また、注意したいのが異性との付き合い。
相手の性格にもよりますが、お互いに気遣いが必要ですよね。
普段の会話の中で「浮気ってどこからだと思う?」と軽く聞いてみたり、「仕事上の付き合いでも、夜に異性と一対一で会うのはやめてほしいかな」などと希望を伝えたりしてお互いの考えをすり合わせておくといいですよ。
そのほか、二人でいる時間が増えると、意見が違って口論になったり、衝突したりすることもきっとあるはず。
そんな時のために、あらかじめ仲直りの方法について話し合っておくのもいいですね。
⑧結婚後の時間の使い方
結婚すると時間の使い方も変わってきます。
以下のポイントをあらかじめ話し合っておくといいでしょう。
・二人の時間とそれぞれの時間の配分
・休日の使い方
大切なのは「夫婦としての時間」と「それぞれの時間」とのバランスを考えること。
結婚後、友人や知人と会ったり、趣味に注いだりするための「それぞれの時間」が少なくなってしまうのはありがちな話です。
結婚したからといって「夫婦の時間」ばかりを押しつけてしまうとストレスになり、かえってスキンシップも減ってしまうかもしれません。
「1日のうちこの時間は一人にしてほしい」「月に1日はお互い自由な休日にしよう」など、二人で納得した過ごし方ができるラインを話し合っておきましょう。
ちょっと先の将来の過ごし方を語り合ってみるのも良さそう。
「子供が生まれたらみんなでピクニックに行こう」
「老後は二人でのんびり温泉めぐりでもしたいね」
など、ささやかでもいいので「二人の夢」を持って結婚生活を送るのって、素敵だと思いませんか?
以上、結婚前に話し合っておきたいことを8つ紹介しました。
最後に、話し合いを上手に進めるためのコツを解説します。
おまけ:話し合うタイミングやコツって?
話し合いをうまく進めるためには、タイミングを見極めることが肝心です。
楽しいデートのあとや、新生活の話をしているときなど、二人の気持ちが前向きで、また、気持ちに余裕がある時がベスト。
仕事などでストレスが溜まっていたり、暗い気持ちになっていたりする時は避けましょう。
何気ない会話の中でそっと話題を振るのもいいですし、相手に本気度を伝えたいなら「結婚についての話し合いをしよう」とはっきり伝えて話し合う時間を設けるのもアリ。
また、一回の話し合いだけで全部を決めようとしないことも大切です。
すぐに答えが出せないこともあるはず。
何度も話し合ってじっくりと二人の考えをすり合わせていくのがコツですよ。
まとめ
結婚前に話し合いたいことは次の通り。
・お金の管理や貯蓄
・家事の分担
・結婚後の仕事や転勤
・子供は欲しいか、どう育てたいか
・家族や親戚とのお付き合い
・結婚式を挙げるか、どんな結婚式にしたいか
・お互いの譲れないことや守ってほしいこと
・結婚後の時間の使い方
もちろん、これら全てを「絶対に話し合っておくべき」というわけではありません。
二人の考えや生活スタイルに合わせて考えてみてくださいね。
大切な話だからこそ意見が分かれることもあるかもしれませんが、そんなときも感情的にはならず・・・
お互いの意見を受け入れて、妥協点を探る姿勢は忘れずに。
今のうちに「建設的な話し合い」ができるようになっておけば、結婚してからも上手くやっていけそうです。
そして、いざ 結婚するとなったときには、決めることや準備することがもりだくさん!
両家の顔合わせや結婚指輪の準備、結婚式場の手配など・・・
それらを含めた結婚準備のすべてを以下の記事でわかりやすくまとめているので、ぜひ一度読んでみてくださいね!
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