神社結婚式の魅力って?費用は?神社結婚式ができるおすすめ会場もご紹介!
神社結婚式って、どんなところが魅力なの?
神社結婚式の概要や費用、メリット・デメリット、申し込み方法や神社選びのポイントなど、神社結婚式に関する情報が満載!
地域別に、結婚式におすすめの神社もたくさんご紹介します。
神社結婚式ってどういうもの?費用は?
神社で行う結婚式は、基本的に「神前式」です。
いくつもの儀式を通し、二人が出逢えたご縁やお世話になった人々への感謝を心に刻み、神様に二人の結婚を報告します。
日本で行われてきた、伝統的な結婚式のスタイルですね。
神社での結婚式は「形式ばっている」「敷居が高そう・・・」と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません!
決められた儀式があるとはいえ、所要時間は40分ほど。
儀式にも一つ一つ意味があり、意味を知ってから行えばとても感慨深いものばかりです。
ざっくりとした流れは、こんな感じ。
式の流れ | 内容 |
手水の儀 (ちょうずのぎ) | 式への参列に先立って 身を清める。 |
参進の儀 (さんしんのぎ) | 斎主、巫女、雅楽演奏者、 新郎新婦とその親族が 神殿へ入場する。 |
斎主挨拶 (さいしゅあいさつ) | 斎主からの挨拶の後、 神前へ一礼。 |
修祓の儀 (しゅばつのぎ) | 斎主による 祓詞(はらいことば) とともに心身を清める お祓いを受ける。 |
祝詞奏上 (のりとそうじょう) | 斎主が「祝詞」を読み上げ、 新郎新婦の結婚を神様に報告 する。 |
三献の儀 (さんこんのぎ) | 新郎新婦が三種類の杯で 交互にお神酒(おみき)を のむことで夫婦の契りを結ぶ。 |
誓詞奉読 (せいしほうどく) | 新郎新婦が神前に 「誓詞」を読み上げる。 |
指輪交換 | 新郎と新婦とで 結婚指輪を交換する。 |
玉串奉奠 (たまぐしほうでん) | 神様と人とをつなげる 「玉串」を神前に捧げる。 |
巫女の舞 (雅楽奉納) | 新郎新婦の門出の祝福、 両家の繁栄を願って 巫女が舞を披露する。 |
親族盃の儀 (しんぞくはいのぎ) | 両家の親と親族が お神酒を飲む。 |
斎主祝辞 | 斎主からの祝辞の後、 神前へ一礼。 |
退場 | 斎主を先頭に 一同が退場します。 |
神前式で行う儀式の意味や流れについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
神前式の流れとは?儀式や用語の意味をイラストつきでわかりやすく解説!
【神前式】玉串奉奠(たまぐしほうてん)の作法をイラストで丁寧に解説!
服装は、新郎が「紋付羽織袴」、新婦が「白無垢」か「色打掛」を着ます。
髪は日本髪で、綿帽子か角隠しをかぶるのが伝統的ですが、最近では洋髪を合わせる花嫁も多いよう!
神社結婚式ならではの厳かな雰囲気はそのままに、自分らしさも取り入れられるんですね。
最近の神前式については、こちらの記事でもご紹介しています。
神前式の基礎知識まとめ!式の流れや魅力・費用・衣裳・髪型など一挙解説
神前式にかかる費用は、謝礼として神社に納める「初穂料」がだいたい5~15万円ほど。
その他衣装やヘアメイク、演奏、撮影など諸費用を合わせると、約50万円が相場のようです。
ちなみに、神前式=神社のイメージがありますが、神前式が挙げられるのは神社だけではありません。
結婚式場やホテルの中に造られた神殿で神前式をするという選択肢もあります。
式場予約サイト「結婚スタイルマガジン」では神前式が挙げられる人気の結婚式場を数多く紹介。
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では次に、気になる神社結婚式のメリット・デメリットをご紹介します。
神社結婚式のメリット・デメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
日本ならではの厳かな雰囲気
和装の新郎新婦、伝統的な儀式の数々、太鼓や雅楽の音色・・・。
神聖な雰囲気に包まれた神前式が叶うのが、神社結婚式の魅力です。
ホテルや結婚式場の神殿などでも神前式はできますが、初詣や七五三などで昔から馴染みのある神社なら、さらに親しみを感じられる挙式になりそう!
また、新郎新婦や両親、親族、神職や巫女が境内を歩き、本殿へ向かう「参進の儀」は、基本的には神社でしかできない厳かな儀式です。
「花嫁行列」とも言われ、並んでゆっくりと進んでいく姿はとても厳かで、華やかですよ。
今後いつでも訪れることができる
昔からずっとある由緒正しい神社は、変わらずそこに在り続けることが多いもの。
結婚式後も、訪れたくなったらいつでも気軽に参拝することができます。
もし子供が生まれたら、お宮参りや七五三など、子どもの行事ごとに訪れることもできます。
人生の節目節目で同じ場所を訪れ、思い出を増やしていけるのは嬉しいですよね。
開放的な空間も魅力的
神社の魅力は、神聖で澄んだ空気と、いるだけで心洗われるようなその雰囲気。
緑豊かな神社も多く、境内を歩く参進の儀はもちろん、新郎新婦の和装姿がよく映えます。
厳かでかつ開放感のある空間は、神社ならではですね。
参拝客からもお祝いしてもらえる
とくに世界遺産に指定されているような神社や有名な神社の場合、たくさんの参拝客が訪れますよね。
多くの神社では挙式中も参拝客を受け入れているので、花嫁行列や写真撮影などは周りに参拝客がいる状態で行います。
その参拝客から「おめでとう!」と祝福の言葉をかけてもらえることも多いのだとか。
参列者以外の人からもお祝いしてもらえたら、より思い出深い結婚式になりそうですね。
では次に、デメリットも見ていきましょう。
参列者が限られる場合も
神前式は家と家の結び付きを重んじるので、本来、参列できるのは両家の親族のみ。
友人や同僚は参列できないこともあるので要注意です。
ただし最近では、神社によっては親族以外のゲストも参列できたり、境内から挙式の様子を見ることができたりする場合もあります。
前もって収容人数や決まりを確認しておくと安心です。
対応してもらえる内容が少ない/制限がある場合も
神社によってはヘアメイクや衣裳の着付け、披露宴に対応していないところもあります。
その場合、自分たちで手配をしなければならず、手間や追加費用がかかってしまいます。
また、挙式中の撮影をNGとしている神社や、撮影は会場提携のカメラマンでないと受け付けない神社も多くあります。
あらかじめ、どこまで対応してもらえるか、撮影規制はないかなどを確認しておくと安心です。
参進の儀は天候に左右されることも
参進の儀では新郎新婦と列席者が列になって境内を歩くため、悪天候の場合は儀式ができないことも。
雨でも傘をさして決行する場合や、屋内の廊下から参進の儀を行う場合もあるので、悪天候時の対応も確認しておくといいですよ。
バリアフリーが整っていない場合も
神社は歴史ある建物なので、最新のバリアフリー設備は整っていないこともあります。
神社によっては境内に長い階段があったり、車椅子に対応できなかったりする場合も。
バリアフリー対応が必要なゲストがいる場合は、事前に確認しておきましょう。
神社結婚式には素敵なメリットがたくさんあり、デメリットにも前もって対応しておけば大丈夫そうですね!
では次に、神社結婚式の申し込み方法と、神社選びのポイントを見ていきましょう。
申し込み方法と神社選びのポイントは?
申し込み方法は?
神社結婚式を申し込む方法は、二通りあります。
まずは「直接神社に申し込む」方法。
結婚式を挙げたい神社が決まっている場合は、直接神社に電話して問い合わせることができます。
その神社に披露宴会場がない場合は、披露宴会場を別に探す必要もあります。
神社が提携している会場を紹介してもらえることもあるので、聞いてみるといいですね。
もう一つは、「神社の提携会場(披露宴会場)に申し込む」方法。
結婚式場によってはいくつもの神社と提携しているところもあり、複数の神社を見学して決めることもできます。
神社探しと披露宴会場探しを同時に進められるので、準備が楽になりそうですね。
挙式と披露宴でセットプランが用意されている場合もあります。
神社によっては、見学会を行っているところもあるので、チェックしてみてくださいね。
また、希望の神社や披露宴会場が定まっていないなら、式場検索サイトや式場相談デスクなどで探すのもアリ。
色々な神社や提携会場を紹介してもらえるので、比較できて選びやすいかもしれませんよ。
結婚式が挙げられる神社を探すなら「結婚スタイルマガジン」がおすすめ。
日本全国、人気の結婚式場を多数掲載している式場予約サイトです。
神社選びのポイントは?
まず大前提として、両家の宗教的に「神前式」で大丈夫かを確認しておくことが大切です。
両家の両親が他の宗教を信仰している場合などは、神前式に抵抗がある場合も。
後で問題にならないように、前もって確認しておきましょう。
そして挙式のあとに披露宴や食事会をするなら、その会場選びも必要です。
先に紹介したとおり、神社に会場が併設されている場合もありますし、提携している会場を紹介してもらえる場合も。
そうでない場合は、自分で会場を探す必要があります。
その場合、神社からのアクセスの良さも重要なポイント。
神社からスムーズに移動できる会場を選びたいですね。
また、参列者の制限も確認しておいた方が安心。
親族のみの神社もあるので、友人にも参加してもらいたい場合は親族以外のゲストも参列OKな神社を探す必要があります。
収容可能人数も、合わせて確認しておきましょう。
ではいよいよ、結婚式におすすめの神社を、地域別にご紹介します。
【東京】結婚式におすすめの神社6選
【浅草神社】浅草駅から徒歩7分!有名観光地エリアで執り行う心静かな神前式
三つの神様を祀っていることから「三社様」と呼ばれ、大規模な「三社祭」が開催されることで有名な神社です。
350年以上の歴史ある朱色の社殿は、鮮やかで見惚れてしまう美しさ。
花嫁の白無垢姿がよく映えます。
【湯島天神】梅の咲く季節もおすすめ。1000年の歴史ある緑豊かな神社で結ぶ二人の縁と絆
総檜造の神聖な社殿もさることながら、緑豊かな広い境内も魅力的な神社。
梅の季節には約300本の梅が咲き誇り、和装での写真撮影にピッタリです。
湯島駅から徒歩2分という好アクセスも嬉しいポイントですね。
【乃木神社】開放的な半屋外の社殿が魅力!夫婦和合の神に見守られ青空の下で願う末永い幸せ
乃木坂駅下車すぐの乃木神社には、夫婦の神様が祀られています。
神前式を執り行うのは、半屋外の開放的な社殿。
伝統的な神前結婚式の儀式を基本にしつつ、誓詞にふたりらしいアレンジを加えたりすることもできますよ。
【赤坂氷川神社】東京都重要文化財の指定を受けた広大で美しい社殿。雅楽の調べが響く中、縁結びの神様の前で夫婦の契りを結ぶ
緑溢れる境内には、天然記念物でもある樹齢400年の大銀杏が。和装での写真撮影によく映えます。
都会なのに自然豊かな神社なので、静かな気持ちで結婚の儀式に臨むことができますよ。
縁結びの神様としても親しまれているので、両家のご縁も深く結んでくれそうですね。
【代々木八幡宮】歴史ある神社で挙げる伝統的な神前式。回廊を歩く参進の儀は心に残るワンシーン
鎌倉時代に創建された歴史ある神社の境内は、悠久の時を感じさせる静かな空間。
参進の儀で神職や新郎新婦、親族が一列になり回廊を歩いて入場する様子は、雅やかで厳かです。
新宿、渋谷から車で10分という都会にありながら、喧騒を忘れて神聖な儀式に臨めそうですね。
【明治神宮・明治記念館】初詣の参拝者数が毎年日本一!神前式のルーツとなった明治天皇を祀る神社で、厳かな挙式を
大正9年に創建された歴史ある明治神宮。
およそ70万平方メートルの鎮守の杜は緑豊かで、都会の喧騒を忘れられる別世界です。
明治神宮での神前式は、「奉賽殿(ほうさいでん)」や「儀式殿」で行われます。
広大な境内を一列になって進む「参進」は、ここならではのワンシーン。
また、10月から期間限定で行うことができる、夕刻に篝火と行灯の中を進む「灯り参進」も、幽玄な雰囲気でおすすめ。
自分たちらしい挙式の形を選ぶことができる神社です。
【東京】で結婚式に人気の神社をランキング形式で知りたい人はこちらをどうぞ。
東京でいま人気♡結婚式ができる神社ランキングTOP5&編集部厳選の7社を一挙ご紹介♪
【大阪】結婚式におすすめの神社5選
【住吉大社】3ヶ所から選べる挙式会場。朱色の太鼓橋を進む花嫁行列は浮世離れした美しさ
住吉大社は、2300社ある住吉神社の総本社。
本殿は国宝に指定されており、厳かな雰囲気に包まれて、古式ゆかしい神前式を挙げることができます。
大太鼓の音を合図に境内を進む花嫁行列は、絵巻物のような美しさ。
約3万坪の緑豊かな境内には、樹齢1000年を超える御神木など、和装に映えるスポットがいっぱいですよ。
【大阪天満宮】「天神祭」の舞台として親しまれる神社での神前式。四季折々で表情の変わる日本庭園が魅力的!
「天神さん」として、1000年以上大阪の人々に親しまれてきた大阪天満宮。
国の登録有形文化財『梅花殿』で、厳かな挙式を行うことができます。
冬の梅、春はツツジで夏は新緑、秋は紅葉と、風情のある日本庭園は写真撮影にもピッタリです。
南森町駅徒歩3分の好アクセスも嬉しいですね。
【豊國神社】昔ながらの荘厳な花嫁行列が好評!雄大な大阪城が夫婦の誓いを見守る
出世開運の神様、豊臣秀吉公を祀る豊國神社があるのは、大阪城内桜門前。
雅楽の音色と共に花嫁行列で本殿へ向かい、伝統的な神前式で家族の絆を結びます。
大阪城をバックにした写真撮影も人気ですよ。
【御霊神社】2ヶ所から選べる挙式会場。奏楽の響きや巫女の舞が二人の結婚を祝福
浪速の氏神として、長い間人々を見守ってきた御霊神社。
商売繁盛や厄除けの他に、縁結び、夫婦円満、子孫繁栄などの神様として崇敬されています。
挙式会場は本殿と儀式殿があり、参列者の人数や雰囲気に合わせて選べるのが嬉しいポイント。
楽人による奏楽や巫女の御神楽に祝福されながら、格式高い神前式が叶います。
【阿倍野神社】挙式は百余年の歴史をもつ本殿の御神前で。荘厳な大太鼓の音色が神前式の始まりを告げる
緑溢れる参道の石畳に敷かれた赤い毛氈(もうせん)。
その上を巫女の先導でゆっくりと進む参進の儀は、厳かな雰囲気です。
楽人による雅楽の演奏が響くなか、荘厳な本殿で伝統的な神前式を挙げることができます。
親族以外のゲストも参列できるので、親しい友人にもお祝いしてもらえるのが嬉しいところ。
挙式だけのプランもあり、平服や、自宅などで支度をしての挙式も可能です。
桜を始め、四季折々の美しさがある境内は和服姿がよく映えますよ。
【京都】結婚式におすすめの神社5選
【平安神宮】20年もの時間をかけてつくられた日本庭園が魅力!格式高い神前式と優雅な祝宴で深まる両家の絆
明治28年に創建された平安神宮。国内外から多くの参拝者が訪れる、京都を代表する神社のひとつです。
平安宮の正庁・朝堂院を模した格式高い本殿と、結婚式のためにつくられた、朱色が美しい儀式殿で挙式を行うことができます。
厳かな神前式の後は、「平安神宮会館」での祝宴も可能。
披露宴会場からは、5500坪あまりの名勝指定庭園「神苑」を見渡すことができ、四季折々の絶景が2人を祝福します。
夢のような空間で幸せなひとときを過ごし、永遠の誓いを結ぶことができますよ。
【 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)(下鴨神社)】世界文化遺産に登録された由緒ある神社!厳かな空間で執り行う雅な婚礼儀式
「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」は、鴨川の下流にあることから、「下鴨神社」と呼ばれ人々に親しまれています。
2300年という京都でも最古の部類に入る歴史深い神社!
赤い番傘を差して境内をすすむ花嫁行列は、目を奪われるほど雅やか。
神前式は、普段立ち入ることができない重要文化財の『葵生殿』で、厳かに執り行われます。
境内を彩る四季折々の美しい景色も必見です。
【八坂神社】1300年の歴史が息づく有名な神社!趣の異なる3つの挙式会場から選択可能
1300年という長い間、京都東山を見守っている八坂神社。
挙式は、夫婦神を祀る「本殿」をはじめ、舞台で結婚式を挙げる「舞殿」、一般非公開の常磐新殿内にある「儀式殿」から選ぶことができます。
【北野天満宮】約1万2000の天満宮・天神社の総本社!天のエネルギーが満ちる聖地で、二人の縁を固く結んで
天神信仰発祥の地で、「北野さん」と呼ばれ人々に愛されている北野天満宮。
梅の季節には、約2万坪の境内に1500本の梅が咲き誇り、花嫁姿を彩ります。
夏には青もみじ、秋には紅葉と、どの季節でも写真映え抜群のロケーション!
精緻な彫刻が施された国宝の「本殿」か、庭園や本殿を見渡すことができる「紅梅殿」での挙式が可能です。
「正直」「至誠」の神としても信仰される天神様に、二人の結婚を報告しましょう。
【長岡天満宮】挙式は一日一組限定。四季折々の花に囲まれた天満宮で執り行う、心温まる神前式
約2万坪の境内は緑豊かで、季節ごとに変わる表情が魅力的。
特に樹齢100年を超えるキリシマツツジの群生は有名で、真っ赤に咲き誇る花々は参列者の目を楽しませてくれるでしょう。
挙式は一日一組限定。会場である鮮やかな朱色の拝殿は、バリアフリー対応しているのも嬉しいポイントです。
【その他】結婚式におすすめの神社7選
【北海道・北海道神宮】約18万平方メートルの広大な境内!北海道最大の神社で厳かな結婚式を
JR札幌駅から車で15分のところに、円山公園に隣接した北海道神宮があります。
祀っているのは、北海道開拓の神様!
これから新しい人生を開拓してゆく二人に、力を貸してくれそうですね。
雅楽の調べが響く中、本殿で厳粛な神前式が執り行われます。
巫女による「式神楽」の奉納も、神前式ならでは。
桜の名所でもあり、北海道らしい大自然の中での写真撮影も魅力的ですよ。
【埼玉・川越氷川神社】縁結びで有名な神社。互いの小指に赤い結紐を結ぶ「結紐の儀」で交わす、一生の約束
1500年という長い歴史をもつ川越氷川神社。
家族関係にある、五柱の神様を御祭神とする神社です。
そのため、「家族・夫婦円満」「縁結び」など二人に嬉しいご利益がたくさん!
本殿・拝殿の他に結婚式場もあり、挙式会場を選ぶことができます。
そして川越氷川神社ならではの儀式が、「結い紐の儀」。
新郎新婦がお互いの小指に赤い「結い紐」を結び合います。
古式ゆかしい神社で、ふたりの絆を確かにする神前式が叶いますよ。
【愛知・熱田神宮】3ヶ所から選べる挙式会場!1900年の間、人々の幸せを見守り続けている杜に、新たな幸せの歴史を刻む
都会の中にある緑豊かな鎮守の杜、熱田神宮。三種の神器のひとつ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られている神社として有名です。
挙式会場は3ヶ所で、まずは本宮大前に程近い、「祈祷殿」の一画にある長床。
尊く神聖な場所で、粛々と婚礼の儀式を執り行います。
2つめは広々とした「儀式殿」。
漂う檜の香りが、身も心も清めてくれるそうですね。
そして3つめが、広大な勾玉苑にある「みなも神殿」。
みなも神殿は、勾玉池の水面に浮かぶ二艘の船の上に建てられており、とっても幻想的!
深い緑に囲まれた朱色が美しい神殿です。
どれをとっても厳粛で、素晴らしい神前式が叶いそうですね。
【滋賀・山王総本宮 日吉大社】広さ約13万坪!緑豊かな森と厄除けの神に守られたお社が、二人の誓いの舞台
比叡山の麓にあるに山王総本宮 日吉大社は、全国約3800社の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。
緑深く、約3000本のもみじがあり、紅葉の季節には息を呑む美しさ。
縁結び、家内安全、夫婦和合など、結婚する二人にピッタリのご利益があるのもおすすめポイントです。
挙式会場の国宝・東本宮では、祭の際に夫婦の神様の結婚式を再現する場所だそう。
神聖な場所で、心洗われる結婚式ができそうですね。
【奈良・春日大社】1300年の歴史を誇る世界遺産登録の神社。格式高い十二単衣での挙式も
春日大社は、全国に3000社以上ある春日神社の総本社。
20年に一度、国宝の本殿4棟以外の社殿を美しくする「式年造替」を行うため、変わらぬ美しさを保ち続けています。
挙式では平安時代より伝わる社伝神楽や、「雲土器(くもかわらけ)」を使用した三献の儀など古式ゆかしい儀式が粛々と行われます。
平安貴族のような衣冠(いかん)・十二単を婚礼衣装として選ぶことも可能!
厳粛、かつ風流な空間で、まるで平安時代にタイムスリップしたような時間を過ごせそうですね。
【島根・出雲大社】仲睦まじい夫婦の神様。神聖な場所でご先祖様、家族、そして夫婦の絆を結ぶ
縁結びで有名な出雲大社は、全国からご利益を求めて人々が集う場所。
男女の縁だけでなく、豊かに生きていくためのありとあらゆるご縁を結んでくれるといわれています。
挙式会場の「神楽殿」は、入り口に設置された重さ5トンの大きな大注連縄が特徴的!
270畳という広々とした神殿で、古式ゆかしい神前式が行われます。
「おくにがえり会館」2階にも結婚式専用神殿があり、お好みで選ぶことができますよ。
【福岡・太宰府天満宮】太宰府駅より徒歩5分の好立地!天神社の総本宮で格式高い神前式を
国の重要文化財にも指定されている、荘厳な本殿。約6000本の梅の木を始めとする豊かな緑。
そんな太宰府天満宮での神前式は、「誠心館 儀式殿」で執り行われます。
樹齢1500年以上の大樟(おおくすのき)に見守られながら、伝統的な儀式を通して両家の絆を固く結びます。
そして挙式後は本殿前まで歩いて結婚の報告へ。
参拝者の祝福を受けながら境内を歩く時間は、素敵な思い出になりそうですね。
まとめ
神社結婚式について、詳しくご紹介しました。
神社で行う結婚式は基本的に、日本の伝統的な「神前式」です。
神前式にかかる費用は、謝礼として神社に納める「初穂料」がだいたい5~15万円ほど。
その他衣装やヘアメイク、演奏、撮影など諸費用を合わせると、約50万円ほどが相場のようです。
神社結婚式のメリットは、
・神社の開放的な空間で、日本ならではの厳かな雰囲気の挙式ができる
・挙式の後も訪れることができる
などがありました。
神社での結婚式を申し込む方法は、
・直接神社に電話して問い合わせる
・神社の提携会場(披露宴会場)に申し込むの2つがありました。
神社選びのポイントは、まず大前提として、両家の宗教的に「神前式」で大丈夫かを確認しておくこと。
また、披露宴を検討している場合は、神社からのアクセスの良さも重要なポイント。
参列者の制限や収容人数も確認しておいた方が安心です。
日本の伝統的な結婚式が挙げられる神社結婚式なら、忘れられない思い出になりそうですね。
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