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ニューヨークの大晦日は何かが起こる!
新婚旅行でタイムズスクエアの
カウントダウンはいかが?
New Year's Eve「ニューイヤーズ・イブ(2011)」
© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
NY、大晦日のカウントダウンは
たくさんのドラマが生まれる!
新婚旅行の時期として、休暇を取りやすいクリスマスから年末年始あたりを想定している方も多いのではないでしょうか?
とくに年末年始は各地でイベントがたくさん行われているので、新婚旅行にはぴったりな時期と言えるでしょう。
そこで今回ご紹介するのは、ニューヨークの大晦日カウントダウンイベントを舞台にした映画「ニューイヤーズ・イブ」。
この映画は、ニューヨークで暮らすある8組の人々が、愛と希望のためにてんやわんやの大騒ぎをするヒューマン・ドラマです。
一見、関係なさそうな人々ですが、徐々にお互いの意外な関係が明らかになってくる展開はとてもおもしろく、どの場面も見逃せません!
ボール・ドロップまでが勝負!
8組の人々の関係にも注目
ニューヨークでは毎年、大晦日の11時59分に、ワン・タイムズスクエアの屋上からタイムズスクエア・ボールが60秒かけて降りてくる「ボール・ドロップ」が行われます。
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「ニューイヤーズ・イブ」ではこのイベントを中心に人々のドラマを描いています。
タイムズスクエア協会の副会長のクレア(ヒラリー・スワンク)は、ボール・ドロップが無事に執り行われるために尽力するも、タイムズスクエア・ボールにハプニングが。
しかし彼女には他にも心配しなくてはならないことがありました。
レコード会社に務めるイングリッド(ミシェル・ファイファー)は、何をやってもうまくいかず、人生の行き詰まりを感じていました。
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そこで彼女は、年内のやりたいことリストを作り、会社によく来ていた配達人のポール(ザック・エフロン)にリストの願いを叶えてくれるよう頼むことに。
妊婦のテス(ジェシカ・ビール)とその夫は、別の妊婦から「新年で一番最初に産まれた子には2万5千ドルの賞金が贈られる」ことを教えてもらい、賞金を手にするために陣痛を早めようとあれこれ工夫し始めます。
15歳のヘイリー(アビゲイル・ブレスリン)は、好きな男の子にタイムズスクエアのカウントダウンに誘われ、心躍らせていました。
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しかし母親から「遅い時間に外出はさせられない」と言われてしまい、一度は泣く泣く誘いを断ることに…。
それでもヘイリーは諦めきれず、母親を振り切って部屋を飛び出していきました。
この他にも、まだまだたくさんのドラマがあり、笑いあり涙ありの展開を繰り広げていきます。
クライマックスに近づくにつれ、登場する人々がお互いにどう関わっていくのかが見どころの1つです。
タイムズスクエアのカウントダウンでは0時にキスをするのが定番
この映画のクライマックスは、もちろんカウントダウンのシーン。
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それまでにさまざまな人が奔走していたことを考えると、やっとの思いで無事に新年を迎えた登場人物たちの様子に、なんとも言えない感動が押し寄せます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ニューヨークのカウントダウンでは、0時になった瞬間に愛する人とハグをしたりキスをするのが定番です。
もちろん映画でも、タイムズスクエアに集まった人々はキスの嵐。
仕事中の警察官も巻き込んでキス、キス、キス!(笑)
愛する人と公共の場で堂々とキスできる機会ですから、ニューヨークのカウントダウンイベントは新婚旅行にぴったりかもしれません。日本ではなかなかできない体験なので、いい思い出になりそうです。
ただし、1人で歩いていると知らない人に「ハッピーニューイヤー!」とキスされることもあるようなので、もしニューヨークで新年を迎えたら彼の側を絶対に離れないようにしましょう!
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ちなみに、前述したレコード会社に務めるイングリッドは、やりたいことリストに「カウントダウンでキスがしたい!」という項目を入れ、1人で人混みの中に入っていくチャレンジャーで、私のお気に入りのキャラクターです(笑)。ぜひ注目してみてくださいね。
涙なしでは観れない
感動ストーリーから
ちょっと笑えるコメディまで
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先ほどご紹介した人物たちの他にも、余命わずかでもボール・ドロップをなんとか見たいと思っている男性や、かつて求婚してきたのに逃げてしまった憎い恋人と偶然再会した女性など、個性豊かな人々が登場します。
そしてどの話にも共通しているのが”愛”です。
好きな人へ、恋人へ、見知らぬ人へ、親から子へなど、さまざまな角度からの愛をテーマに、どの物語も進んでいきます。
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もし新婚旅行先としてニューヨークに興味があれば、まずは一度この映画を観てみてください。
普段のニューヨークのイメージとはまたちょっと違った一面が見られるはず。
約2時間の映画ですが、次々と場面が変わるため、飽きやすい人でも最後まで一気に観ることができますよ。
ぜひ新婚旅行のプラン準備として鑑賞してみてくださいね!