クリスマスを前にケーキ職人と公女が
2日間だけ入れ替わる！？

The Princess Switch「スイッチング・プリンセス（2018）」

PHOTO:AFLO

ホリデー気分を盛り上げる
ロマンティック・コメディ

2018年に配信された「スイッチング・プリンセス」は、自分と瓜ふたつの女性と出会ったことをきっかけに、入れ替わり計画を立てるロマンティック・コメディ。

「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのヴァネッサ・ハジェンズが主演を務め、ケーキ職人のステイシーと公女のマーガレットの1人2役を演じます。

物語はクリスマスの1週間前から始まるので、街並みや音楽もクリスマスムード一色。心おどるわくわく感が映像からも伝わってきます♪

ケーキコンテストへの出場が
人生を大きく変えることに

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親友のケビンと一緒にベーカリー店を切り盛りする優秀なケーキ職人のステイシーは、ケビン親子からベルグラビアで開かれる世界クリスマスケーキコンテストに招待されたことを聞かされます。

クリスマス前の稼ぎ時に店を閉められないと一度は断ったステイシーでしたが、その後、街で偶然新しい彼女を連れた元彼とばったり再会。

クリスマスの予定を聞かれたステイシーは、思わず「コンテストに出るの！」と言ってしまいます。大会に出る決断をしたステイシーは、ケビン親子にそのことを伝えるのでした。

ベルグラビアの街はクリスマス一色。大会に向けてスケジュールを組んできたステイシーでしたが、ケビンはもっと楽しもうと言い、親子と共に街に出かけます。

そこでシカゴで諭された老人とそっくりな顔をした靴下売りの老人から声をかけられます。驚くステイシーでしたが、その老人から「計画外のことが起こるのが人生だ」とアドバイスをもらうのでした。

ケーキ職人と公女が
2日間だけ入れ替わる！？

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ケーキコンテストの会場ウェンブリー・スタジオで準備をしていると、学生時代のライバル・ブリアナと再会。昨年コンテストで優勝していたブリアナは、わざとステイシーにコーヒーをかけてきたのです。

汚れてしまったエプロンを替えに行ったステイシーは、そこで自分そっくりの女性と出会います。

彼女は、ベルグラビアのエドワード王子の婚約者マーガレット・デラコート公女でした。

エドワードとは望んだ結婚ではなく、王室での生活に堅苦しさを感じていたマーガレットは、普通の生活を送ってみたいと思っていたのです。そして、ステイシーに2日間だけ自分と入れ替わってほしいといいます。

ステイシーはケビンの娘のオリヴィアをバレエのサマープログラムに参加させることを約束し、マーガレットと入れ替わることを了承するのでした。

入れ替わったことで
2人は新たな恋に出会い…

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ステイシーは所作や丁寧な言葉遣いをなんとかこなしながら、王室内で過ごします。ところが仕事で2日間王室を離れるはずだったエドワードが「婚約者と一緒に過ごしたい」と急遽スケジュールを変更。動揺するステイシーでしたがエドワードと過ごすうちに、徐々に惹かれていきます。

一方、マーガレットはすぐにステイシーと入れ替わっていることがオリヴィアにバレてしまいます。事情を知ったオリヴィアは2人に協力することに。そしてマーガレットもまたケビンに惹かれていたのでした。

2日の入れ替わりを終え、元の生活に戻ったステイシーとマガーレット。その後、２人の恋がどんな結末を迎えたのかは映画を見てのお楽しみ。

大切な人と一緒に楽しめる
ハッピーな結末

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なんでも計画通りに進めたいステイシーと、思いつきで行動するマーガレット。全く違う世界で生きてきた2人ですが、これまでと違う生活を送ることで少しずつ価値観も変わっていきます。

そうして、お互いを輝かせる相手と出会い、本当の愛を知るのです。見た目だけでなく、性格の相性の大切さも教えてくれる本作。

老人がステイシーにかけた「計画外のことが起こるのが人生だ」という言葉の通り、人生は未来が予想できないからこそ、楽しいことも大変なこともパートナーと共に乗り越えていきたいですよね。

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